2023.01.21

出かける

湖上の円形氷 回して楽しむ 帯開建アイスカルーセル実験【中札内】

帯広開発建設部帯広河川事務所は今月18日、円状に切り出した氷を回転させて遊ぶ「アイスカルーセル」の実証実験を、中札内村南札内の札内川ダムで行った。人力で回転させた厚さ35センチのダム湖の氷上に乗り、「氷のメリーゴーラウンド」を楽しんだ。

アイスカルーセルはフィンランドやスウェーデンなどで行われている冬の遊びで、2020年に道南の大沼国定公園で行われたのが国内初とされる。札内川ダムでも昨冬、同事務所が関係者を集めて実験を行っていた。

湖の氷を円形にくりぬき回転させて楽しむ「アイスカルーセル」を体験する関係者(中札内村の札内川ダムで。ドローンで撮影)

今回はダム愛好家3人を招き、冬のアクティビティーとしての実効性を検証。チェーンソーで切り出した直径10メートルの氷上に寝転んだり、回転する氷上からダムを写真に収めたりして、アイスカルーセルの魅力を満喫していた。

札幌から参加した会社員尾山玲さん(53)は「冬のダムイベントは少なく、普段立ち入ることができない湖面に下り立つことができ、貴重な体験になった」と話していた。

十勝毎日新聞社

十勝毎日新聞は電子版で十勝管内外のニュースや情報を発信しています。紙の新聞に掲載する日々のニュースに加えて、電子版オリジナルの深掘り記事や、多彩な写真、動画が見られます。ドローン映像の特集などで十勝の美しい自然を紹介しています。

https://kachimai.jp/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X