冬に行きたいリゾート地として、北海道民のみならず日本全国や海外の観光客にも人気の『星野リゾート リゾナーレトマム(以下、リゾナーレトマム)』。
冬季限定で登場する氷の街『アイスヴィレッジ』を散策してみたり、多彩なスノーアクティビティに挑戦してみたり、冬のトマムでしか味わえない非日常体験が満載! 「やりたいことがたくさんあって時間が足りない!」なんてことも多いからこそ、あらかじめ旅プランを家族で考えておくのが重要です。さて、我が家の娘、小学1年生が考えた2日間のトマム冬旅プランとは……?
家族で旅行へ出かける際、パパやママが事前に全ての予定を決めてから出発するケースが多いのではないでしょうか。『リゾナーレトマム』では旅の計画段階から子どもが参加し、旅への意欲を高められるよう“旅育”支援ウェブサイトを公開。”旅育”というのは旅を通じて子どもの生きる力を育もうというもので、今、北海道全体でも取り組みを始めています。
『リゾナーレトマム』が「親子の旅育を応援しよう」と2022年12月から公開しているこのサイトでは、「トマムのスキー場に住んでいる動物は?」などのクイズを通して、自分が泊まる予定のホテルやアクティビティのことを事前に楽しく知ることができます。ほかにもホテルの公式サイトやパンフレットを参考に、小1娘の「やってみたい!」を詰め込んだ旅プランがこちら。
【1日目】
11:30 『星野リゾート リゾナーレトマム』到着・『リゾートセンター』でお昼ごはん
13:30 雲海ゴンドラで『霧氷テラス』へ
17:00 氷の街『アイスヴィレッジ』を散策。『氷上のジップライン』に挑戦!
18:30 森のレストラン『ニニヌプリ』にてビュッフェディナー・キッズシェフ体験
【2日目】
7:30 朝食
10:00 キッズスノーモービル
11:00 『ミナミナビーチ』でプール遊び
13:00 帰路へ
事前にホテルのことを予習したおかげで、「波が出るプールは絶対に行ってみたい」など自分の中の優先順位をスムーズに決められた娘。本人曰く、“初めての挑戦”をテーマに冬のトマムでしか体験できないことを中心に厳選したそう。
ホテルに到着したら、まずはフロントで”ヒミツのあいことば”を伝えて『ミッションシート」をゲットしましょう。“ヒミツのあいことば”は、先ほどの“旅育”支援サイトのクイズを全問正解すると入手することができます。
『ミッションシート』には「リゾナーレトマムは何階建て?」「ゴンドラに書かれている動物は?」など各施設を楽しく巡れるよう全部で6つのミッションが書かれていて、4つ以上クリアすると非売品のおしゃれなオリジナルバッジがもらえます。
ホテル宿泊者は滞在中無料で乗ることができる『雲海ゴンドラ』。「あっちのゴンドラは牛の柄だね!」などと親子で盛り上がりながら13分ほど揺られると、標高1,088メートルの『霧氷テラス』に到着します。このテラスから見られる景色のなんと美しいこと……! 気温が上がる昼間は霧氷が融けてしまっていることも多いそうですが、この日は真っ白な木々と青い空のコントラストが見事でした。
身体が凍えてきたら、テラスにある屋内カフェ『雲Cafe』でまったり暖をとりましょう。冬限定メニュー『霧氷チョコレート』(税込1,000円)や『霧氷コーヒー』(税込600円・数量限定)はお味も写真映えも抜群です。
「どうして霧氷ができるのかな?」「ゴンドラで山頂が近づくと耳が痛くなるのはなぜ?」と、ふとした疑問を親子で話し合うことで、旅の学びもぐっと深まりますよ。
冬のトマム旅で外せないのが、毎年恒例となっている『アイスヴィレッジ』。今シーズンは道民おなじみのコンビニが『氷のセイコーマート』として登場しているほか、氷のホテル、アトリエ、スイーツショップなどが並びます。
さて、今回の旅で娘が目標として掲げていたのが、この『アイスヴィレッジ』内にある『氷上のジップライン』に挑戦すること。スケートリンクの上を通過する約60メートルのコースを滑り降りるスリル満点のアクティビティです。いざ本番前、「ちゃんと滑れるか心配になってきた……」と娘。
ドキドキを乗り越え、無事に目標達成!
子どもが「できた!」と達成感を得られるチャンスが多いのも魅力だなぁと親目線でしみじみ実感しました。
とことん家族で外遊びを満喫したら、夜は広々とした客室でゆったり。『リゾナーレトマム』は全客室が100平米以上のスイートルームで、サウナやジェットバスも完備されています。「ずっとここに住みたい!」と親子で思わず興奮。
「今日はどんなアクティビティが楽しかった?」「あのスイーツ、美味しかったよね」などと会話をしているうち、娘はすやすや夢の中へ……。
この2日間の滞在で感じたのは、我が子の成長。普段とは違う子どもの発想や意欲・好奇心に出会うことができ、私自身にとっても大きな喜びとなりました。旅を通じて子どもの生きる力を育む、“旅育”。みなさんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は取材時点(2023年1月)の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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文:haruka
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【ライター:haruka PROFILE】
旭川出身・札幌在住のWEBライター。旅行会社に就職するほど、旅やお出かけが大好き!コロナ禍をきっかけに、「自分も周りも大切にできる旅とは?」と少し意識の変化も。小さい子どもと快適に旅するアイデアも日々考案中。
【画像】筆者撮影
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