北海道民にとって、いつ大雪に見舞われるかという不安はつきもの。今回は札幌市東区にて、色彩講師、パーソナルカラー診断・顔タイプ診断?・骨格診断の手法を使いイメージコンサルタントをしている道産子の筆者が、大雪が降っても安心のブーツの選び方と、冬を楽しむおすすめブーツをご紹介します。
「積雪と凍結、この両方に対応できる靴こそ最強!」さらに「おしゃれに見せたい!」そんなわがままを叶えてくれるのがロングブーツです。2022年秋冬でも多くのブランドからロングブーツのコレクションが見られます。
ロングブーツは大雪でも雪が靴の中に入らない安心感が嬉しいですね。筆者が愛用しているブーツは『cava cava(サヴァサヴァ)』の「ファーロングブーツ」。筒の長さがふくらはぎよりも長く、足を細く見せてくれます。筒周りに指2〜3本がスッと入る隙間がありつつ、足首が少し細くなっているデザインがお気に入りです。
【おすすめアイテム】
cava cava『【撥水・防滑】ファーロングブーツ』/税込22,880円(税込)
スウェードのようなやわらかな素材感は、硬い革で足を痛める心配もありません。筆者が愛用しているブーツは、履き口からライニング、インソールまでたっぷりとファーが使われており、つま先からひざ下までを暖かく包み込んでくれるので、氷点下を下回る朝晩もポカポカ。「本革じゃないと雪が染み込んでくるのでは?」という方も心配無用。防水加工生地が施されているので降雪でも安心して使えています。
実はブーツのファスナー位置で、印象が変わるのをご存知でしたか? 内くるぶし側にブーツのチャックがあると、つい足を開いてチャックの上げ下げをしがち。脚を広げるガニ股姿は美しい所作とは言い難いもの。一方、後ろチャックだと、脱ぎやすいうえ体を半回転ねじる姿がきれいに見えます。さらにブーツの後ろがVカットされていると、足がほっそり見え、歩行の動きも妨げません。
本州仕様の靴はソールがツルツル(涙) 冬靴を買う際、雪用のソールに追加料金を支払うことが日常茶飯な私たち。だから筆者は、初めからガラス繊維が組み込まれた滑り止め仕様を選んでいます。ガラス繊維はゴムのように摩耗しにくいので、ソールを交換しなくても滑り止め効果が持続しますよ。
ここからは暖かさとおしゃれを両立する、ロングブーツのコーディネート術をお伝えします。
筒に指2〜3本入る隙間があれば、スキニーパンツをINして履くことができます。ブーツと同色のパンツとコーディネートすると脚長効果も。でも意外とスキニーパンツは外気と肌の距離が近いので寒いですよね。そこでロングシャツやカーディガンなどと組み合わせると暖かく、足の太さが気になる筆者でも安心して着用できます。
「冬のスカートは寒いからニガテ」という方に試してほしいのが、ロングブーツとロングスカートの組み合わせです。筆者の体感ですが、ロングスカート+厚手タイツ+ロングスカートがもっとも暖かさを感じます。パンツよりもスカートの方が腰回りや太ももまわりの空気層があるため、保温性が高いのです。
こちらも暖かさとおしゃれを両立しやすい、簡単だけどおしゃれ見えする王道コーデ。筆者のブーツは黒ですが、明るい色のワンピースにはグレーやブラウンなどやや明るさのあるブーツだと、さらに垢抜け感が演出できます。
脚を出すことに抵抗がない場合はショートパンツやミニスカートとの組み合わせも、もちろんオススメです。北海道の女性のみなさん、寒さに負けず、暖かさとおしゃれの両方を楽しんでくださいね!
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文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
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【ライター:山本よしみ PROFILE】
札幌で小3男子を育てるシンママ。高2の秋「ダサいから友達やめたい」と友人に言われ外見の大切さを痛感。離婚をきっかけに、専業主婦からパーソナルカラーリストへ転身。現在はaft色彩講師、カラーリスト認定講師、顔タイプや骨格アドバイザーとして活動中。「心理学+ファッション」を取り入れたメルマガが大好評。
【画像】Viktoria Minkova / shutterstock