おもちゃや洋服など、思わず「それつい最近買ったばかりなのに!」と言いたくなってしまうほど移り変わりの激しい子どものアイテム。成長とともに体つきが変わったり、興味・関心が変化するのは当たり前のこと。ですが、親としてはできるだけ長く使ってほしいのが本音ですよね。そこで今回は、帯広在住で2児の母である筆者が実践している“長く使える子どものモノ選び”のポイントをご紹介します。

お悩み1:あっという間にサイズアウトする服

子どもの成長は本当に早い……! 筆者宅でも、昨シーズン着ていた洋服や靴など、身につけるモノのほとんどがサイズアウトしており、買い直すはめに……。

ポイント:アイテムごとにサイズを変えて

「成長の早い子ども服は、少し先を見据えて選ぶのがコツ」といっても、なんでもかんでも大きめを選ぶのはNG。子どもの動作を阻害しない範囲を前提に、アイテム別に考えていきます。

例えば、袖が長いと邪魔になる長袖トップスはジャストサイズを。半袖シャツなど、袖の心配がないものは、普段着ているサイズより大きめを選べば長く使えます。

お悩み2:興味の移り変わりが早い

流行りのおもちゃや人気のキャラクターグッズは子どもの興味の的ですが、すぐにブームが去ってしまうこともしばしば。そんな早すぎる興味の移り変わりに振り回されている親御さんも多いはず。

ポイント:キャラものは「消耗品」で楽しむ

子どものモノを長く使いたいなら、色や柄に癖のないシンプルなモノを選ぶこと。特に学習デスクやベッドなどの家具は、大人になっても使えるかどうかを基準に、できるだけオーソドックスなモノを選ぶと◎ だからといって、キャラクターは全面NGにするのは可哀想。なので、筆者宅ではベッドカバーやタオル、パジャマなど比較的、短期間で消耗できるモノで楽しんでいます。

お悩み3:すぐに壊れる

力の加減や扱い方がよく分からず、購入してすぐに壊してしまった……なんていうこともよくある話。大事に使うことを覚えてもらうために多少の犠牲は必要かもしれませんが、あまりにも早すぎるお別れは寂しいですよね。

ポイント:少し高くても頑丈な作りを選ぶ

確かに安価なモノは気軽に手を出しやすいですが、モノの作りが弱く壊れやすいという側面も。全てのモノがそうではありませんが、長く使うことを考えるなら機能面がしっかりとしている頑丈なモノを選ぶのがベター。筆者宅のコップは、強化ガラスと“トライタン”という割れにくい素材のモノを使用しています。

まとめ

子どものモノを長く使うには、選び方が非常に重要! 衣類はアイテムごとにサイズを調整し、キャラクターグッズは消耗品で取り入れて、頑丈でタフなモノを選ぶよう意識すること。これで、物持ちがだいぶ変わります。

長く使えることは、環境にとっても良いことです。子どものアイテムを選ぶ時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。

【画像】筆者自宅

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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