今回紹介するのはお酒~ジンです。その名も「火の帆(ほのほ) KIBOU」。
「ボタニカル」と言われる植物やタネを使って作られる蒸留酒・ジンは蒸留所や地域によって独特の特徴があらわれるお酒。
「火の帆(ほのほ) KIBOU」は、深いオレンジの香りを持つアカエゾマツをベースに北海道産・積丹産のボタニカルから作られた豊かな大地が育んだクラフトジンです。
作っているのは「積丹スピリット」の岩井宏文さん。
積丹の自然を活かしたジンを蒸留し、別名「火の酒」とも呼ばれる蒸留酒・ジンのちからで人々の心に火をつけ、
積丹から勇気と希望を発信しています。
「火の帆(ほのほ) KIBOU」は「積丹半島の森」と「積丹ブルーの海」がテーマ
針葉樹林の風景~アカエゾマツの深いオレンジの香りが瓶の中に詰めこまれています。
聞き手は「BAR一慶」の本間一慶さん。バーテンダーとして25年のキャリアを持つ
お酒のスペシャリストです。
本間さんは、初めて「火の帆(ほのほ) KIBOU」を飲んだ後に
積丹に行き、その自然の風景の中で
「グラスの中の香りってここか!」と感じたそうです。
「地元の環境によって同じハーブでも、他の地域とは全然味や香りが違うところが面白い。」
と語る岩井さん。美味しいジンを生み出すために、まずはそのハーブ作りから始めています。
専用のガーデンには、積丹の厳しい自然を生き抜き、生命力に溢れた、およそ80種類のハーブを栽培しています。
採れたものを自分たちで原料化して、最高の状態で蒸留所に届ける、そして「植物ごとに蒸留」し、その植物の一番香りの出やすいポイントを探して抽出することで独特の味と香りを生み出しています。
岩井さんがお勧めするジンと合う料理はカレー。ジンはスパイス感が特徴なので相性が良いとか。
そして驚くほど美味しく感じるのはお寿司などの和食!感動的なほどのマリアージュだそうです。
▼「ドライフルーツの甘さともよく合います」と本間さん。
「積丹スピリット」は地元の活性化も意識しています。耕作放棄地を利用して、将来にわたり財産にできる樹木やハーブを育てる取り組みを行っています。
「酒をつくることは、地域に根差すこと。植物から育てることで唯一無二の積丹オリジナルが生まれると思っているんです」と岩井さん。
「積丹ブルー」と称される透明度が高く美しい海、
厳しいが故に保たれてきた、自然が凝縮された半島・・・。
そんな積丹ならではの多種多様な「森の恵み」を受けとり
人々の地域への想いが溶け込んだクラフトジン
「火の帆(ほのほ) KIBOU」は HBCショップで販売中です。
・500ml 5,940円
・100ml 1,760円 です(税込、送料別)
“植物の香りを楽しむ酒”を是非ご家庭でお試しください