お店で見ると「家事が楽になりそう!」と思って購入するも、いざお家であまり使わないこともある便利グッズ。今回は「モノをつい増やしてしまう」という方に向け、札幌在住・整理収納アドバイザーの筆者があえて使っていない便利グッズをご紹介します。
家にあるのが当たり前の人もいるかもしれませんが、筆者宅にはマッシャーがありません。昔はあったのですが、壊れてしまってから10年以上購入していません。
では、芋などを潰す時にどうするかというと、フォークで代用しています。頻繁に大量の芋を潰すことはほとんどないですし、場所をとるマッシャーがない方がキッチンがスッキリしています。
100円均一ショップにいった時に、「あると便利かな?」と欲しくなったことがあります。
「実際にどれくらいの頻度で使いそうか」「他にキレイにむく方法はないのか」「キレイにむかなければいけないのか」自問自答してみると、「インターネットでキレイにむく方法を見つけた」「実はキレイにむけなくても気にならない」ことに気付きました。
袋に入っている小麦粉やパン粉に付けて、すぐに使えるようにする袋キャップ。なくなると付け替えなければならなかったり、つけるときに袋を切る大きさを間違えたり……と、意外と手間がかかり、利便性を筆者のズボラさが勝り、面倒くさくなってしまいました。
今は1袋が全て入る容器にいれています。その人によって面倒くさいこと、やりたくないことは違うので、ご自身が無理なく続けられる方法で保管することをおすすめします。
「あったら便利そう」では買わないようにしています。使わなくなってもキレイなモノ、壊れていないモノは、なかなか捨てられないのをわかっているからです。
「3回ほしいと思ったら買う」など、基準を見つけておくと、使わない便利グッズが増えることが少なくなりますよ。
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文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。
【画像】kaka、わたとも / PIXTA(ピクスタ)、筆者宅