2023.01.08

育む

「また散らかってる…」中高生の子どもが自分で片付けるようになる3つの仕組み

中高生のお子さんがいるママさん。小学生の時と違って、すぐに片付けてくれないことが増えていませんか? 年齢とともに子どもが自分で管理する物が増えてきますよね。制服を着るようになり、教科書も増えています。
思春期もあり親の言うことを聞いてくれないことも多いですが、ちょっとした工夫をするだけで片付けやすくなる仕組みを作ることができます。
今回は札幌市在住・整理収納アドバイザーの筆者が、散らかりやすいパターン別に、子どもが自分で片付けやすくなる仕組み作りのコツをご紹介します。

パターン1:制服が脱ぎっぱなし!

筆者宅は中2の息子がおり、制服はブレザータイプです。ネクタイもあります。本当は棚の中に収納してほしいですが、面倒くさいのか脱ぎっぱなしのことが多かったです。

そこで、脱いだらパッとかけられるように、棚の横にハンガーを置く場所を作りました。この場所にしてからは、脱ぎっぱなしはほぼなくなりました。

パターン2:バックをリビングの真ん中に置きっぱなし!

帰宅後、疲れているから写真のようにバッグがリビングの真ん中にドーンと置かれていました。筆者としては、存在感のあるバックなので、とても気になっていました。

そこで、本人と相談し置き場所を決めました。筆者宅で置き場所になったのは、教科書など置いてある棚の横。あまり細かく決めてしまうと「置けない」と言うので、大まかな置き場所を定めることでお互いにストレスなく片付けることができます。

パターン3:教科書類が散らかしっぱなし!

教科書類も置く場所を決めています。しかし、使わない物が床に置きっぱなしになっていることが何度もありました。よく見てみると、収納する場所にたくさん物が入っていることに気づきました。


そこで、収納する物に対して収納場所の広さに余裕をもたせるようにしてみました。その結果、床置きはかなり減りました。

まとめ

3つのやりっぱなしをお伝えしましたが、皆さんのお家ではいかがですか?
授業時間も長くなり、部活や塾に大忙しの中高生。「片づけなさい!」と怒鳴りたくなることもありますが、ある程度場所を決め片付けやすい仕組みを整え、時には大目にみてあげるのも大事かもしれません。
筆者も、怒る時、こっそり片付けておく時と、子どもの疲れ具合を見て使い分けています。お互いに気持ちよく過ごせる仕組み作りが大切ですね。

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文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。

【画像】筆者宅

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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