「中国料理」といえば、あなたは何をイメージしますか?
中国料理の最大の特徴は、円卓テーブルですね。みんなで一つの大皿を取り分ける中国料理の基本マナーの肝は“周りへの気遣い”。
そこで、今回、印象アップにつながる中国料理のマナーについてマナー講師である筆者がご紹介します。
まず、覚えておいていただきたいことは、「中華料理」は日本人向けにアレンジされた中国料理を指します。そして、「中国料理」は中国で食べられている本格的な料理のことを指します。その代表的な四大中国料理は、北京料理、上海料理、四川料理、広東料理です。
ここからは、意外と知らない中国料理のマナーをクイズ形式でご紹介。何問解けるかチャレンジしてみてください!
A:時計周り
B:反時計回り
正解:A
運ばれた料理は主賓からとりわけるのがルール。とり終わったら時計回しに回すのが基本です。
A:箸でそのまま食べる
B:れんげを使って食べる
正解:B
ちりれんげを左に持ち、受け皿がわりにして麺を少しずついただきます。そして、音を立てないのが中国料理のマナーです。器を持ち上げ直接口をつけてスープを飲むことはタブーなのでご注意ください。
A:手にもってかぶりつく
B:一口大に切って食べる
正解:B
饅頭は、箸で一口大に切って食べるのが正式ですが、手でいただいてもかまいません。手で食べるときは、両手で持って食べやすい大きさにちぎっていただきます。
A:箸で一口に食べる
B:れんげを使って肉汁を吸って食べる
正解:B
まず、れんげの上で小籠包の皮を少し破ります。肉汁を味わい、小籠包をいただきましょう。いきなりかじりつくと口の中が火傷をする原因にもなりますので要注意です。
さて、みなさんは何問正解しましたか? 意外に知らないマナーもあったのではないでしょうか。この機会にぜひ覚えて実践してみてくださいね。
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文:桜美月(イメージアッププロデューサー・マナー講師)
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【ライター:桜美月(https://www.instagram.com/elegant.sakura/) PROFILE】
愛媛県松山市出身、好奇心旺盛な学び好き。ミス松山の経験を活かし美しい振る舞いやマナーを深く学び資格取得。現在は、マナー講師の枠にとらわれず、自分のやりたいことに挑戦し、『SAMIE』ブランドを立ち上げデザイナーとしても活動中。Voicy『桜 美月のシンデレラマナー』では、外見だけでなく内面も整える生き方、あり方について配信中。
【画像】Rise、Nori、sodaness、チリーズ / PIXTA(ピクスタ)
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