【2022年紅葉】定山渓に紅葉ベストシーズン到来！写真映えするおすすめスポット、教えちゃいます

国立公園に指定され、豊かな自然に恵まれた全国でも有数の紅葉スポットである定山渓温泉。例年10月上旬～中旬にかけて紅葉の見ごろを迎えるのですが、今年もただいま（2022年10月16日現在）紅葉深度100％の見頃真っ盛り。「ゆっくり鑑賞しに行きたいけど、人気スポットは混雑しそうだし……」と迷っている方へ、ちょっぴり穴場なおすすめ紅葉スポットをご紹介します。

定山渓温泉街から車で約10分。こんなに素敵な紅葉スポットがあるなんて！

札幌中心部から1時間足らずで気軽に訪ねられることから、「札幌の湯の杜」として地元客も多く訪れる定山渓温泉。10月11日から観光需要喚起策である『全国旅行支援』（北海道では『HOKKAIDO LOVE！割』呼称）が始まったのもあり、紅葉真っ盛りの温泉街には楽しそうに散策する観光客の姿がたくさん！

定山渓エリアの紅葉といえば、観光案内所からシャトルバスと電気バスを乗り継いで向かう『豊平峡ダム』、ゴンドラに乗って絶景を楽しむ『札幌国際スキー場』も有名ですが、人気につき乗車待ち時間が長かったり、混雑して思うように写真が撮れなかったり、ゆったり紅葉を観賞したい方にとっては少しハードルが高い場合があります。

そこで筆者がおすすめしたいのが、定山渓温泉街の中心部から車で10分ちょっとの場所にある『さっぽろ湖』。定山渓ダムの貯水池として生まれたこの『さっぽろ湖』周辺には4つの展望台があり、それぞれ趣の異なる紅葉風景を眺めることができます。

「さっぽろ湖」第一展望台から眺める景色は、山の紅葉と湖のコントラストに感動！

定山渓温泉方面から車を走らせ、木挽大橋を過ぎると『さっぽろ湖』の第一展望台に到着。柵のすぐ下には湖が広がり、視線を上げると彩り豊かな山の光景が……。

無料の駐車スペースのほか、トイレもあるのでドライブ中の小休止にもぴったり。筆者が週末の昼前に訪れたところ、人の数が多すぎるということもなければ周辺で渋滞することもなく、のんびりと鑑賞することができました。

「さっぽろ湖」第四展望台は、よりプライベート感を満喫したい方におすすめ！

第一展望台を出てから小天狗トンネル、鳥帽子トンネルを通り抜け、第二展望台、第三展望台を過ぎると現れるのが『さっぽろ湖』第四展望台。こちらは車を駐車場に停めたら、階段をのぼって展望スペースへと向かいます。

ちょっと急な階段で、日ごろ運動不足の筆者は途中で挫けそうになりましたが（笑）、展望台に着くとまた見事な紅葉が広がっていて報われた気持ちになります。ほとんど人もいないうえ、ゆったり休憩できる東屋があったりして、家族や恋人と人目を気にせず記念撮影するのにも最適です。親子でこんな落ち葉アートを楽しむのも良い想い出になりますよ。

定山渓温泉街から徒歩圏内の紅葉スポットなら、ここがイチオシ！

定山渓温泉の旅館やホテルに宿泊するなら、チェックイン・アウトの前後の時間で温泉街をお散歩するのも楽しいですよね。連日行列のパン屋『エクスクラメーションベーカリー』やジェラート店『雨ノ日と雪ノ日』など、温泉街の人気店が並ぶ一角から歩いて1～2分の所にも、実は紅葉ベストスポットがあるんです。それが『時雨橋』。

『時雨橋』は、定山渓ダム方面へ向かう途中にある、豊平川支流の白井川にかかっている橋。川を流れる水の音を聴きながら、しばし周囲の紅葉を楽しんでみましょう。

定山渓温泉の紅葉を楽しむなら、今がベスト！

紅葉の見ごろを迎えているこの時期、定山渓観光案内所を起点に五大紅葉スポット行きシャトルバスが運行されています。バスの受付と乗り場はすべて定山渓観光案内所ですが、運行期間が異なるので詳細は観光協会の公式HPで事前に確認しておきましょう。秋の行楽に、定山渓の素敵な紅葉をぜひ楽しんでくださいね。

※掲載の内容は取材時点（2022年10月）の情報に基づきます。

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文：haruka
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【ライター：haruka　PROFILE】
旭川出身・札幌在住のWEBライター。旅行会社に就職するほど、旅やお出かけが大好き！コロナ禍をきっかけに、「自分も周りも大切にできる旅とは？」と少し意識の変化も。小さい子どもと快適に旅するアイデアも日々考案中。

【画像】筆者撮影