札幌で日高昆布の専門店「ナナクラ昆布」を営む、木村真依子(きむら・まいこ)さんが、料理の“引き出し”を増やす「昆布の活用レシピ」をご提案します!

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し

こんにちは!木村真依子です。突然ですが、みなさんラーメンはお好きですか?

私は1日に2回食べることがあるくらい大好きです。そんな大好きなラーメン…「自宅でも本格的なラーメンが食べたい!」と思ったことがある人も多いはず。

今回は、自宅でもできる本格ラーメンレシピのご紹介。お出汁を使えば絶品ラーメンも簡単にできちゃいますよ。

お出汁香る鶏塩ラーメン

材料(2人分)

生麺 2玉
鶏もも 1枚
ネギ青い部分 1本分
にんにく 2片
お出汁 1.5リットル弱
塩 大1
黒胡椒 お好みで適量
ごま油 適量
トッピング用ネギ 1/4

※基本のお出汁の取り方はこちらの記事で↓
和食も洋食もおいしく。「おしゃ出汁女子」になってみない?

作り方

まず鶏もも1枚を用意し、筋や脂の部分を処理します。

このとき、処理した脂はスープに使うのでお鍋によけておきます。
その他、厚さが均一になるよう厚みがある部分に包丁を入れて開きます。

鶏肉の処理が終わったら、真ん中で2つに切り分けます。

油を少量鍋にしき、鶏ももを焼いていきます。

焼いている間に、にんにくの皮をむいて包丁の腹を使ってつぶします。

鶏ももの両面が軽く焼けたら、つぶしたにんにくと長ネギの青い部分を鍋に追加して…

お出汁をひたひたに入れて中火にかけます。

吹きこぼれないように様子を見ながら、弱火から中火で20分ほど煮込みます。

20分後、鶏ももに中まで火が通っていることを確認したらバットに取り出します。

合わせて、一緒に煮込んでいた長ネギとにんにく、鳥ももの脂身を鍋から取り出します。
(これはもう使わないので処分してOK!)

このとき、アクも一緒にすくってきれいにしてくださいね!

塩大さじ1を加え、軽くスープをかき混ぜます。

これでスープは完成です!味が薄いと感じたらお塩を足すなどして調節してください。

たっぷりのお湯で麺をゆでて…

その間にいよいよ盛り付けの準備です。

鶏ももは1口大に切って、トッピング用の長ネギはみじん切りにします。

鶏ももはぷりぷりやわらかに仕上がっています。

ゆで上がった麺を器によそい、熱々のスープを注ぎます。

鶏ももを乗せて・・・

そしてラーメンをおいしくする大事な仕上げです!

フライパンにごま油を多めに注ぎ、熱します。

刻んだ長ネギをじゅわ〜〜〜〜!!!とごま油へ!

即席香味油を作ります。香りが立ったらそのままラーメンにたっぷりかけてください。

鶏の脂とごま油のコクとうまみが絶品のラーメンの完成です

家で食べるラーメンはインスタントラーメンばっかり…そんな方もぜひ試してほしい一品です。

今回は塩ラーメンでしたが、塩を醤油や味噌に変えてもOK!いろいろなバリエーションを楽しんでください。

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し

文:木村真依子
新ひだか町出身、昆布漁師の孫。おしゃれとして暮らしに出汁(だし)を取り入れる「おしゃ出汁女子(おしゃだしじょし)」を増やすべく、「おしゃれなひとはだしをとる」というキャッチコピーで、日高昆布のオンライン販売や、お出汁講座を実施

ナナクラ昆布
・札幌市中央区南19条西14丁目2-23
第6サイトウビル1F
・TEL 050-5328-1394
お出汁講座:リクエスト開催や、イベントなど出張での開催も相談可

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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