リモートでの会議や商談が主流になった昨今。対面に比べて反応が伝わりにくいリモートを、“苦手”と感じている人もいるのではないでしょうか?
第一印象は数秒で決まるといわれています。リモートの場合、画面に映るのは上半身だけ。そこに映る見た目、表情、振る舞い、声などの要素が、あなたの印象を形作っているのです。特に相手と初対面の場合、ちょっとの工夫で印象は確実に良くなります。
そこで今回は、マナー講師である筆者が、初対面のリモート会議で印象をアップする7つのポイントをご紹介します!
顔が近すぎると、相手に威圧感を覚えさせてしまいます。かと言って、カメラから遠いと表情がわかりにくくなります。好印象を与えるには、画面に対して顔は正面。カメラと目線が水平になるよう、事前に準備をしておきましょう。
リモートワークになると、服装もカジュアルになりがちです。特に初対面の人と会議をするのであれば、服装や身だしなみも気をつけたいところ。清潔感のある髪型、メイク、服装に加え、姿勢良くいることを心がけましょう。
画面上の背景も、リモートワークでは大切な要素です。部屋の照明を明るくすると、表情も明るく肌もきれいに見え、相手に好印象を与えられます。生活事情もあるとは思いますが、できるだけ生活感を抑えるようにしましょう。
リモート会議で、意外と見られているのが目線。キョロキョロと動いてしまうと、落ち着きのない印象を与えてしまいます。カメラをしっかり見て、相手と目線を合わせることを意識しましょう。
1対1の場合は必要ありませんが、複数名で話をする場合には、発言するとき以外はミュートにするのが基本です。
相手の話に合わせて相槌を打つことは大切ですが、リモート会議では、相手の話と相槌が重なって話が聞き取れなくなる場合があります。声を出さずに大きくうなずくと、相手にもしっかり伝わります。
ボソボソと小声で話していては、相手が聞き取りにくく、悪い印象を与えてしまいます。イヤホンマイクを使って、対面で話すときよりゆっくりハッキリと話すと良いですね。
以上、7つのポイントを押さえて上手く活用できれば、リモート会議にも自信をもって臨めます。相手から自分はどう見えているのかを客観的に意識しておくと、より良い印象を与えるヒントも見つかります! ぜひ実践してみてください。
文:桜美月(イメージアッププロデューサー・マナー講師)
ブログ:「魅力開花」立ち居振る舞いシンデレラマナーレッスン東京・日本橋・松山
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