2022.10.19

暮らす

お部屋の統一感はどうすれば出る…?プロが実践するインテリアの選び方

こだわればこだわるほど沼にはまってしまいがちなお部屋のインテリア。おしゃれにしたいのに、なぜかごちゃついて見える……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。実は、部屋に統一感を出しておしゃれに見せるためには、いくつかコツがあるんです。

そこで今回は、帯広在住・インテリア好きな整理収納アドバイザーの筆者が、うっかりやってしまいがちなインテリア選びのNG例と解決策をお伝えします。

NG例1:流行に敏感すぎる

SNSで小まめに情報をチェックしている人にありがちなのが、このパターン。“SNSでバズりバズってる◯◯”、“あの◯◯さんが使っている神アイテム”などの謳い文句に流され、モノを増やしていませんか? 流行りのモノは良く見えてしまいがちですが、自宅のテイストと合わないアイテムは部屋のごちゃつき感を強めてしまう危険があります。

解決策:部屋のコンセプトを決めておこう

「北欧ナチュラル」、「インダストリアル」など、あらかじめお部屋のコンセプトを決めておきましょう。インテリアのポイントとなる雑貨や収納用品は、一度購入したら壊れるまであまり買い替えることがありません。ですから、流行よりも部屋のコンセプトに合わせて、長く使えるモノを選ぶのがベター。コンセプトがあると、モノ選びの基準が定まり、部屋に統一感を持たせやすくなりますよ。

NG例2:「安いから」という理由で購入する

“セール”や“◯割引”など「お得だから」「あってもいいかも」という理由で選んだモノ、ありませんか? これは、お部屋がごちゃごちゃして見える人のモノ選びでありがちなNG例です。安さが決め手で購入した商品は、本当に欲しいものではないことが大半。値段を優先しているので、いざ部屋に置くと浮いて見えてしまうことがあります。

解決策:「値段が倍でも買うか?」を基準に

もちろん、できるだけ価格は抑えられた方が嬉しいですが……お部屋に統一感を出したいのなら、値段よりも部屋に馴染むモノなのか、今本当に必要なモノなのかを吟味する必要があります。「倍の値段でも買うか?」をひとつの基準にすると、無駄買いによる部屋のごちゃつきを減らせます。

NG例3:良いと思ったらすぐに購入を決める

部屋に統一感を持たせるためには、インテリアの色・柄・素材を調和させることが重要。店頭では「かわいい!」「おしゃれ!」と感じたのに、実際に持ち帰ったら「なんかイマイチだった」ということって、ありますよね。売り場の雰囲気で商品が良く見えたり、逆に商品そのものにしかフォーカスできていなかったりする場合に、このようなことが起こります。

解決策:自宅の写真を撮っておこう

「これいいな!」と思ってもすぐに購入を決めず、自宅の写真を確認して部屋とモノの相性をチェックすると失敗が少なくなります。模様替えでレイアウトを考えるときも、客観的な視点でインテリアを捉えることができるのでオススメの方法です。

まとめ

部屋に統一感を持たせるためには部屋のコンセプト決め、モノを選ぶときは部屋の写真を見ながらじっくり吟味をすることが大事です。なんと言っても、インテリアはコーディネートが肝! 理想のお部屋をイメージしながら、お部屋を“育てる”気持ちでインテリア作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
***
文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
ブログ:~暮らしのヒラメキ~
Instagram:@kurashinohirameki
***

【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。

【画像】shu、kikuo、Shcherban、YsPhoto、JackF、8x10 / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • twitter
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • twitter