2022.09.10

食べる

ぷるぷる・ふわふわの「だし巻き卵」!日高昆布の専門店が伝える絶品レシピ

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し」。

札幌で日高昆布の専門店「ナナクラ昆布」を営む、木村真依子(きむら・まいこ)さんが、料理の“引き出し”を増やす「昆布の活用レシピ」をご提案します!

こんにちは!木村真依子です。今回は、お弁当に欠かせないあのおかずをランクアップさせる簡単レシピをご紹介します。

お弁当に欠かせないおかずといえば、卵焼きですよね。いつもの卵焼きにお出汁を少し加えて、「だし巻き卵」に挑戦してみませんか?

少し加えるだけで、つやつや・ふわふわな絶品卵焼きに大変身!

材料・用意するもの

卵 大3つ
砂糖 大さじ3
塩 ひとつまみ
お出汁 30〜50cc(お好みで)
巻きす 1枚

※基本のお出汁の取り方はこちらの記事で↓
和食も洋食もおいしく。「おしゃ出汁女子」になってみない?

お出汁を加えると、卵液が水っぽくなって巻きづらいですが、この「巻きす」で解決です!

フライパンの上でうまく巻く必要はありません。それでは早速作り方をご紹介していきます。

作り方

卵3つをボウルに割り、なめらかにするためにカラザを取り除きます。

白身が気にならなくなるまでよーく溶きます。

通常、だし巻き卵は卵液を何度も濾しますが、ナナクラ昆布がご紹介するレシピは簡単・毎日できるをモットーとしていますので、濾す工程は省きます。

濾さなくても十分ぷるぷる・ふわふわになるのでご安心を!

白身が気にならなくなるまで卵を溶いたら、砂糖・塩・お出汁を加えて、調味料が馴染むようにさらに軽く混ぜてください。

【Point!】
お出汁の量は、30ccくらいの少量から50ccほどが難しくなく作れる分量です。
お出汁をたくさん加えると、その分お出汁の風味でおいしく仕上がりますが、その反面卵液が水っぽくなり難しくなります。初めは少量から試してみてくださいね。

さぁ焼いていきますよ。と、その前に巻きすを用意します。
巻きすを敷いて、さらにその上にキッチンペーパーを乗せておいてください。

これで準備完了です。フライパンに油を敷き、しっかり熱してから卵液を投入してください。3回に分けて焼いていきます。

まずは1回目。フライパンがしっかり温まったら火は弱火にしてください。

かき混ぜながら、上に寄せていきます。写真のようにぐちゃぐちゃのままで大丈夫です。

2回目を投入します。

ここで、もう一つ秘密兵器の登場です!フライ返しを使いましょう!
菜箸だとやわらかくなった卵液を扱うのが難しいので、フライ返しを使って調理していきます。

卵液がやや固まったら、フライ返しで手前に寄せます。このときも形は気にしなくて問題ありません。そしてまた3回目に備えて上にまた戻します。

3回目、最後の投入です。残りの卵液を全部入れてしまいましょう。

さぁ、ここでまたフライ返しの登場です。1回だけ、折りたたむように卵をひっくり返して形をやや整えます。

折り返すのはこの1回だけです!

少し形を整えたら、準備していた巻きすに移動させます。

軽く包み込んで1分ほど置きます。予熱で形を作ります。

【Point!】
3回目の工程でうまく折り畳めずに失敗しても、この最後の巻きすが助けてくれます。
形が崩れていても、思い切って巻きすで包んでしまいましょう!

1分ほど経ったら、包丁で切り分けて、お皿に盛り付けて完成です。

ぷるぷる・ふわふわだし巻き卵の完成です!

じゅわ〜とお出汁が染み出るだし巻き卵、ぜひ試してくださいね!

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し

文:木村真依子
新ひだか町出身、昆布漁師の孫。おしゃれとして暮らしに出汁(だし)を取り入れる「おしゃ出汁女子(おしゃだしじょし)」を増やすべく、「おしゃれなひとはだしをとる」というキャッチコピーで、日高昆布のオンライン販売や、お出汁講座を実施

編集:Sitakke編集部IKU

ナナクラ昆布
札幌市中央区南19条西14丁目2-23
第6サイトウビル1F
TEL050-5328-1394

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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