2022.09.05

食べる

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1930年創業!親子代々、長~く愛されてきたお店の”懐かしくて、あたらしい”スイーツ【三笠市】

まずはみなさん、こちらの写真をご覧ください。

カラっと揚がったコロッケ?

ではなくて、 実はコレ、スイーツなんです!

手づかみでがぶりと食べると、それはふわっとあまいココナッツロール。道央・三笠市にある「長栄堂いなば菓子舗」で作り続ける店主と奥様いわく、「普段のおやつとして、バクバク食べていただきたい」と素敵な笑顔で取材に答えてくれました。

今回ご紹介するのは、バタークリームとサクサクのココナッツパウダーで仕上げた昔ながらのおやつ。ふんわり、香ばしさが広がります。

スイーツと一緒に、観光気分も味わっちゃう!

「長栄堂いなば菓子舗」がある三笠市は、北海道の石炭と鉄道の発祥の地。道内でも有数の歴史ある街ですが、もっとさかのぼるとさらにすごくて、エゾミカサリュウやアンモナイトなど貴重な化石が多く発掘されることでも知られています。

空知地方の南部にあり、札幌市から車で高速道路を使えば約 30分、旭川市から車で高速道路を使って約 60分。主要都市の近くに位置しながら、森と湖に恵まれた、緑いっぱいの環境も魅力的です。鉄道記念館や市立博物館、梅の杜、道の駅、温泉、ワイナリーなどの見どころもいろいろあって、チェックしておきたい街の一つです。

一つひとつの作業に愛情を込めて

この三笠市で、知らない人はいないと言われる、ココナッツロール。そんな“お宝”を目当てに遠くから訪れるファンもいるそうです。人気の秘密を尋ねると「バタークリームは珍しいねっていうのと」(奥様)「昔のそのままの味だと思います」(店主)。

毎日、手作り。スポンジを焼いて、クリームでロールして、それをカットし、たっぷりのココナッツパウダーで仕上げます。

その作業の一つひとつに愛情がたっぷり。「買いに来てくれるお客様が、美味しいね、と言ってくれるのが私たちの一番の励みになっています」と店主と奥様は口をそろえます。

こだわりのココナッツパウダーについて伺ってみました。「ココナッツはですね、色の付いていない状態でうちにきまして、オーブンに入れて5分おきに、それを混ぜながら約1時間かけて ローストしています。

煎りたての香ばしさを大事にして、こんがりキツネ色で、おいしく出来上がっていると思います」(店主)。「ずっとずっと、みなさんに食べていただきたいと思っています」(奥様)。おいしさの秘密は真心にあり!
ていねいに香ばしさを引き出した美味。作り手の優しさが詰まっています。

親子代々、地元で長く愛されてきたお店

「和洋菓子 長栄堂 いなば菓子舗」は昭和5年(1930年)創業で、三笠市はもとより、空知地方ではよく知られた老舗、地域一帯で親子代々、長く愛されてきたお店です。現在、三代目店主の射號津(しゃごつ) 寛さんと奥様の純子さん、数名のスタッフで切り盛りしています。

「ココナッツロール」は1個270円」(※価格変更あり)。お店のショーケースにはケーキや和菓子など、ほかにもいつも美味しそうなスイーツがたくさん並んでいます。

予約・お問い合わせ:0126-72-2076
住所:北海道三笠市幸町北海道三笠市幸町7-12
交通:中央バス『三笠市民会館』下車、徒歩3分
営業時間:8:30~18:30
定休日:火曜日 ※月曜不定休あり
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※20個以上のご注文はあらかじめ店舗にお問合せください。

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Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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