急な休校や保育所の閉鎖で、今日も明日も巣ごもり生活。長い時間家の中で過ごしていると、気持ちが滅入ってしまいますよね……。
そこで今回は、帯広在住で二児の母である筆者が、子どもと自宅で非日常を楽しむためのアイデアを3つご紹介します。
対象年齢:3~10歳頃
ポップアップテントや寝袋、LEDのランタンに折り畳みテーブルなど、アウトドアアイテムを家の中で広げれば、即席おうちキャンプの完成! インドアだけど“アウトドア”な気分を味わえます。テントがない場合は布を壁に張って秘密基地のようなスペースを作るもよし。家の中に“拠点”があるだけで、子どもの好奇心をくすぐります。
自宅にベランダがある方は、ベランダにアウトドアドア空間を作って楽しむ『ベランピング』というスタイルもおすすめです。ガスコンロを使い、簡単な料理を作って食べるのも良いですね。
対象年齢:5~12歳頃
ホテルの醍醐味といえば、落ち着いた空間でゆったりと過ごすこと。これを自宅で再現するのに欠かせないのが照明です。いつもより少しだけ照明を落とし、落ち着いた雰囲気を演出してみましょう。
また、温泉や食事も楽しみの一つですよね。お風呂は入浴剤を入れて温泉気分! 浴室内ではいつもの電気は使わず、防水ライトやピカピカ光るお風呂用のおもちゃで代用します。食卓にはキャンドルや間接照明をセット。ダイニングテーブルにクロスを掛けるだけでも、あっという間に特別感を出すことができます。料理の種類を多めに用意して、好きなモノを好きなだけ取り分けて食べるバイキング形式にすれば、子どもたちも大喜び!
対象年齢:2~12歳
子どもはお祭りが好き! 「この夏、連れて行ってあげられなかった……」というご家庭におすすめしたいのが“おうちお祭り”。
用意するのは、お祭り定番の食べ物とお楽しみのミニゲーム、それからオリジナルの通貨です。屋台の要領で部屋の中に小さなブースをいくつか設け、折り紙などで作ったオリジナル通貨でお買い物。ゲームは輪投げやくじ引きなど、家にあるモノでも代用できます。看板を手作りしたり、BGMにお祭り音楽を流したり、と華やかな雰囲気を作って楽しみましょう!
長いおうち時間をどう乗り切るかは、親にとって子どもにとっても悩ましい問題ですよね。テレビやスマホから一旦離れて、日頃使っているモノや部屋の景色を少し変えるだけでもいい気分転換になりますよ。誕生日やクリスマスでなくても“特別な日”は作れます! せっかくのおうち時間、子どもと一緒に 非日常 を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
ブログ:~暮らしのヒラメキ~
Instagram:@kurashinohirameki
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。
【画像】yoshan、zak、yudai1213、SeventyFour、arinco / PIXTA(ピクスタ)
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