毎日使う洗面所ですが、鏡を開けたときに裏の収納がぐちゃぐちゃになっていると、なんだか気分が落ちませんか? また、使いたいモノがいつもの場所にないと、忙しい朝にイライラする原因になってしまいますよね。
鏡裏には化粧品やヘアケア商品を入れておくことが多いと思いますが、ちょっとした工夫で取り出しやすくしまいやすい収納ができますよ!
今回は片付けのプロである筆者がNG収納3つと解決法をお伝えします。
種類豊富な化粧品。時期によって使う商品を変えたり、「今使っている商品よりも肌にいい!」と聞いて新しい商品をすぐに試したりしませんか? ヘアケア商品も髪型を変えれば、使う商品も変わってきますよね。
新しい商品に変えた後、以前使っていたモノがそのまま入っていることは多いと思いますが、みなさんはいかがでしょうか。
ただでさえ収納力があまりない鏡裏の収納場所。前に使っていたモノまで置いていてはすぐにパンパンになります。必要ないモノは潔く処分、今後使う予定があるモノは洗面台の下などに移動させましょう。
厳選すると使っているモノは案外少ないので、取り出しやすく・しまいやすい収納になりますよ。
鏡裏にそのままモノを入れていませんか? 狭い場所を有効活用するために、収納グッズをうまく活用しましょう。
おすすめはグループ分け収納! たとえば、家族みんなで鏡裏を使っている方は、人別やモノ別にまとめておくと、使った人が戻しやすくなります。
鏡裏の奥行きは家によって違うので、収納用品を購入する前に採寸するのを忘れないでくださいね。
モノが出しっぱなしになる原因で“モノの多さ”に加えて挙げられるのが、しまう場所が決まっていないこと。隙間にとりあえず入れる習慣があると、次に使うときに探す手間がかかってしまいます。
鏡裏収納も「このモノはこの場所!」と全てのモノの場所は使う人みんなで決めていきましょう。
毎日使う場所だからこそ、一度モノを全て出してみて、必要なモノだけに整理すると、身支度の時短に繋がります。
朝から「使ったモノはしまって!」と叫ばなくてもよくなり、家族間でのイライラも減らせるかもしれません。
文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
HP:アレーズルームy
【画像】後藤 光一、sunabesyou、Satoshi KOHNO、オーシャン / PIXTA(ピクスタ)