2022.08.18

出かける

カウンター6席のみの特別な空間。夏の疲れに、とっておきのご褒美を!(札幌市・中央区)

連載「#ソロ飲みのススメ」では、アルコール全般をこよなく愛するライター・オサナイミカが、北海道で暮らす女性(もちろん男性も)たちの、”一人飲みデビュー”を応援すべく、一人飲みにぴったりなお店をご紹介していきます。
毎日忙しい日々を送る読者のみなさん、たまには自分へ「カンパイ!」してみてはいかがでしょう?

カウンター6席のみの特別な空間『鰻ノ蔵』(札幌市中央区)

この看板を見てピ~ンと来た方は、かなりのお寿司好きのことと思いますが、以前こちらのブログでも紹介したことのある、円山の【弐ノ蔵】さんが、毎週金土に完全予約制で営業している【鰻ノ蔵】さんです。

金土のランチタイム以外は、こちらの看板。
この上に、先ほどの画像の看板が掛けられるのです。

店内の画像は、以前お邪魔した時の様子。

カウンター6席のみですので、毎週末12名限定・もちろん完全予約制です。

鰻ノ蔵さんはその名の通り、鰻が味わえるお店ではあるのですが、鰻が焼けるまでの間、酒の肴でアルコールを堪能してもらいたいというコンセプトなのです。

と言う事で、キンキンに冷えた瓶ビール(990円)をいただきます!
ドリンクメニューは他に、日本酒、グラスワイン、焼酎、果実酒(1100円)、緑茶770円、ぶどうジュース990円(すべて税込)

お寿司屋さんなだけありまして、小皿料理のクオリティがさすがです!カリフラワーのピクルス・万願寺唐辛子とシマエビ、しらすおろし、低温調理したみずだこ、カブのすり流し(ウニのせ!)クエの仲間と言う、タマカイのからすみがけ。

弐ノ蔵さん、そして弐ノ蔵をプロデュースしている【鮨ノ蔵】さんでも人気の“カズチー”もちゃんとあります!これを食べてしまうと、日本酒が恋しくなってしまいます(笑)

“味変”で楽しめるうな重

ビールと小皿料理を堪能している間、フワッと漂ってくる蒲焼の匂い。小皿料理があるからこそ、待ち時間も楽しめるわけです。小皿料理がキレイになくなったころ、お待ちかねの重箱が運ばれてきました!!

蓋を開けた瞬間、胃袋が元気に動き出しているのが分かります(笑)

鰻の蒲焼の横には炒り卵とキュウリが。

こちらのうな重、海苔も付いてくるので、手巻き寿司のようにして味わうことも可能なのです。
まずは鰻の味わいを堪能するべく、そのまま頂きます。

こんがり焼けた甘だれ、口の中でフワッとほぐれる鰻・・・暑さで若干疲れていた身体に、エネルギーがチャージされていく至福の時間!!

お好みで、粉山椒や追いダレをつけてじっくり楽しみます。

さらに手巻きで楽しみます。のん兵衛としては、うな重だけ食べ続けると、途中で若干飽きてしまうことがありまして、個人的にもこの“味変”が本当に良かった!これでまた呑まさってしまう感じです(笑)

閉めは肝吸い。飲んで食べた後の汁物はとにかく染み渡ります。小皿料理とうな重+肝吸いで、しめて7700円(税込)

北海道は鰻を食す文化がそれほど根付いていないので、大人になるまで鰻屋さんに行ったことがなかったという方も多いのでは?(私もその一人)
また土用の丑の日の混雑している時に行って、待ち時間に疲れてゆっくり堪能できなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
【鰻ノ蔵】さんは、そんな鰻の楽しみ方がイマイチつかめていない・・・という方にこそ知っていただきたいスタイルなのです。

いつもの『ソロ飲みビギナー』へお薦めのお店とは少し違いますが、鰻ビギナー&贅沢ランチビギナーにぜひとも体験してもらいたい空間です。

【ソロ飲みビギナーにおすすめのポイント】

〇完全予約制の6席のみで、ゆったりと飲食を楽しむことができる
〇ランチタイムだけど、堂々と飲める雰囲気
〇女将がとても気さくで、緊張感がほぐれる

鰻ノ蔵
札幌市中央区南3条西22丁目2-7第51藤栄ビル1F
電話 090-8900-0202
※予約は上記電話番号までショートメールかLINEにて
営業は金土のみ、12:30~スタート
禁煙
公式Instagram

連載「#ソロ飲みのススメ

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文:オサナイミカ
Edit:Sitakke編集部・nabe
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【ライター:オサナイミカ PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、小学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として、札幌や北海道の食と観光の情報を【オサナイミカのつぶやき】にてアップしている。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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