顔の中心にある鼻。小さく、高く見せようと鼻の側面にシェーディングパウダー(影をつけるアイテム)をたっぷりのせていませんか? 正面からはきれいに見えても、横から見ると不自然なことも。
今回はメイクアップアーティストの筆者が、メイクが苦手でも簡単にできるシュッとした小鼻を作るコツをご紹介します。
使用するのはシェーディングパウダーではなく、アイブロウペンシルです。
本題に入る前に、まず重要なのがベースメイク。肌を整えずに影をつけると、くすんだ印象に仕上がってしまいます。
鼻に軽くファンデーションをつけておきましょう。つける量は頬やおでこの大きなパーツにつけたファンデーションの残りくらいでOK! 多すぎるとメイクが崩れやすくなるので、極薄にしておくのがポイントです。
小鼻は赤みが出やすいパーツ。赤みをそのまま放置しておくと鼻がぼんやり大きく見えてしまいがちです。
コンシーラーを薄くつけて、スポンジでよく馴染ませるのがおすすめ。鼻周りの清潔感がアップし、小鼻をスッキリ見せられます。
今回はケサランパサランの『アンダーアイブライトナー』。コンシーラーより薄く赤みをカバーできる色付きファンデーションです。今回はイエローを使用しました。
【商品詳細】
ケサランパサラン『アンダーアイブライトナー(ファンデーション)』/3,300円(税込)
ベースが整ったらいよいよ影を作っていきます。アイブロウペンシルは、あまり色づきが濃くないほうが自然に仕上がりますよ!
影の書き始めは鼻先の丸い膨らみの横。丸みの横から小鼻に沿って下に線を入れます。ポイントは鼻の丸みに沿って、影を強調するように書くこと。
逆の膨らみにも入れて、小鼻が小さく見えたら成功です。
そして、影を横に広げないようにしながら鼻先に向かって線を指で数回なぞり、馴染ませます。あまり激しく擦ると赤みが出たり、線が消えたりすることがあるので、優しくなぞってくださいね。影の縁をぼかすと、鼻を小さく見せながらかなり自然な影になりますよ。
【商品詳細】
シュウウエムラ『ハード フォーミュラ エイコーン/ハード9』/2,860円(税込)
今回紹介した方法は不自然にならず、きれいに仕上がります。また、シェーディングを入れる範囲が狭いので、鼻の黒ずみが強調されにくいのもいいところ。
シュッとかっこいい鼻を手に入れる方法を探していた方は、ぜひ試してみてください!
文:みさき(メイクアップアーティスト)
Instagram:@misaki_brush
※価格は編集部調べ