霧多布(きりたっぷ)半島の東端は「霧多布岬」、そして西の端はここ「アゼチの岬」です。
岬の沖には、小島・ゴメ島・嶮暮帰(けんぼっき)島を望み、かつては、浜中町の鳥で絶滅が危惧される美しい海鳥、「エトピリカ」が多数、営巣していました。
夏には、付近で昆布漁が行われ、漁船が一斉に出漁する様子は壮観です。夕日の名所としても知られ、さいはての旅情を感じさせてくれる景勝地です。
日本での絶滅が心配されるエトピリカ。「エト」はアイヌ語で〝くちばし〟、「ピリカ」は〝美しい〟という意味があります。(写真:PIXTA)
2022年6月16日 放送
ドローン撮 影:斉藤 英明 さん(比布町 在住)