「あなたのおうちには、菜箸とお玉がそれぞれいくつありますか?」
そう聞かれて、すぐに数を答えられない方も多いのではないでしょうか。
料理のたびにキッチンツールをガサゴソと探したり、後片づけの際に仕舞いにくかったり……今回は、それらを解消する方法をお伝えします。3つのプロセスが、キッチンまわりの家事の時短を叶えてくれるはずです!
キッチンツールが何気なく入っている引き出し。見慣れすぎて気づいていないかもしれませんが、モノで溢れていませんか?
その場合、使っているモノと使っていないモノがごちゃ混ぜになって収納されている可能性があります。
まずは、一度全部出してみましょう。そして同じアイテムごとに分けてみます。
そうすることによって、実はご飯のヘラが4個もありました……という発見ができます。
さらに今使っているモノだけを、いったん横によけてみましょう。そうすると、使っているモノって案外とても少なかったりします。まずはここに気付いてくださいね!
1の作業を通して、使っていないキッチンツールが出てきましたか?
使っていないなら手放しても良いはず。でも、いきなり全部処分するのは難しいですよね。
まずは、数を減らすことからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ご飯のヘラが4個出てきたのなら、最大で何個使うかを考えてみます。それが2個なのであれば、その中から使いやすい2個を選びましょう。
フライ返しが3個出てきた場合には、日々の料理では無意識で使いやすいモノを手にとっているはずです! 毎回使っているフライ返しを残しましょう。
数を減らすことによって、毎日料理するときのキッチンツールの取り出しやすさが格段に変わります。
週に何回も使っているモノと、1か月に数回しか使わないモノを一緒に収納していませんか?
キッチンツールを全部一緒に収納する必要はありません。使う頻度ごとに分けて収納するほうが、使いたいモノがより取り出しやすくなります。
筆者は2軍のキッチンツールを、食器棚の箸やスプーンが入っている場所に収納していますよ。
どれも、ちょっと面倒くさい……と思うかもしれません。ただ一度やってみれば、料理中の作業のしやすさや料理時間の短縮にもつながり、びっくりするはずです!
1日で1~3をやろうとせず、今日は1だけでもOKです。ぜひ、試してみてください!
文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
Instagram:@yuki_katazuke0525
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