難しいアイメイクの中でも抜群に細かい作業が必要なアイライン。せっかく頑張って引いたのに、「なんか不自然だな……」という経験はありませんか?
今回は目の形別に、自然に仕上がりやすいアイラインの引き方をお伝えします!
実は1番アイラインを自然に仕上げることが難しいのが二重さん! まぶたのキワが丸見えでアイラインのガタつきや失敗が1番目立ちやすいんです。
二重さんがアイラインを引くときに頑張って引いて欲しいのがまつげとまつげの間。ここをペンシルアイライナーで埋めましょう!ここが埋まっていないと黒目とアイラインの間に不自然な隙間ができて不自然に見えます。
ポイントはペンシルアイライナーのペン先をまつげの下から差し込むこと! ちょこちょことペン先を動かしては少し移動……を繰り返してまつげとまつげの間をみっちりと埋め込みましょう!
まつげの間を埋め込むことで黒目にピントが合い、目の印象がぐっと深くなりますよ!
奥二重さんの中には「アイライン引いたら逆に目が小さくなった……!」なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それもそのはず、奥二重さんの二重幅をアイラインで埋め込んでしまうと、黒という色の引き締め効果で目がぎゅっと縮こまって見えます。アイラインを引くときには二重幅を埋めずに極細、もしくは目尻にのみラインを引く方法がおすすめです!
使うのはペン先が極細のリキッドアイライナー。これを目に対して横に倒して使います。
ペンを横に倒したまま肌に当てると小さい横線が引けるはず。これを繋げて細くてまっすぐなラインを引きましょう!
黒目の外側からスタートし、目尻より2〜3ミリオーバーして目の横幅を強調します。目尻をオーバーさせることで目の横幅をボリュームアップさせることができますよ。綿棒でアイラインの縁をなぞるとアイラインのしっぽの形を細かく調整できるのでぜひ試してみてくださいね。
一重さんの場合、一重の中でもさらに目の形によって引く範囲が大幅に変わります。一重さんは、ラインを引く範囲の選定がとても難しいのです。それなら、まずはみんな同じ範囲になる、わかりやすい場所からアイラインを引いてみませんか?
狙いは下まぶたの目尻側!
ここにペンシルのアイライナーかアイシャドウパレットの1番濃い色で細くラインを引きましょう。
粘膜は避けて、ちょうどまつげの生えている箇所に線状にアイラインを引きます。そのまま、目尻の三角の切れ目までスッと伸ばし、先端と縁を綿棒でそっとなぞります。下まぶたにラインを引くことで目の縦幅、目尻をオーバーに引くことで目の横幅も拡大させて見せることができます。
たった1本。目の周りに引いた線で目元も見え方が全く変わってしまうアイライン。まずは、自分の目の形に合う、描きやすいラインから試してみませんか?
文:みさき(メイクアップアーティスト)
Instagram:@misaki_brush
【画像】ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)