2022.05.09

ゆるむ

CMにも使われた、奇跡のように美しい小麦畑 【北海道・美瑛vol.6】

麦秋〜夏の訪れを告げる小麦刈りの風景

麦秋(ばくしゅう)とは、麦が実り、色づいて、収穫を待つ〝初夏〟の季語です。美瑛の丘のある風景の美しさが、日本じゅうに知られるようになったきっかけは、1枚の写真です。写真家の、故・前田真三さんによって、1977年7月に撮影された「麦秋鮮烈」という写真。

美瑛町にある前田真三氏の写真ギャラリー「拓真館」に展示されている「麦秋鮮烈」

重く立ちこめた雨雲のわずかな隙間から差し込んだ光が、収穫を待つ小麦畑を強烈なオレンジ色に染め上げました。コマーシャルにも使われたこの1枚によって、丘のマチ・美瑛は、日本じゅうに知られるようになりました。
そしていま、美瑛で育った小麦は、〝美瑛小麦〟というブランドで、日本じゅうの人気を集めています。

写真家の菊池晴夫さんは「神様でも作ることが出来ないような、奇跡的な風景が、美瑛にはたくさんある」といいます。そして、こう言葉を続けました「美瑛は、日本で最も美しい大地だ」と。

美瑛の、四季の美しい映像を綴ったTV番組「日本で最も美しい大地〜美瑛 写真家・菊地晴夫の世界」が、5月15日(日)ごご3時から、HBC北海道放送にて放送されます。(今回の放送は、北海道のみの放送です)
Sitakkeでは特別に10日間にわたって、番組で紹介される美しい風景を、毎日ご紹介しています。

記事一覧:日本で最も美しい大地〜美瑛 写真家・菊地晴夫の世界
https://sitakke.jp/tag/290/

あすご紹介する風景は、「紅葉の青い池に、突然降り出した初雪の風景」です。
お楽しみに!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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