長引くマスク生活の中でうまれた、マスクギャップという言葉。
あなたは知っていますか?
マスクを外したときと、マスクを着けているとき、顔の「印象の差」をしめす言葉です。
マスクで隠れている口元のたるみやほうれい線…
これがマスクギャップの原因!
マスクギャップを解決するカギは表情筋。
「表情筋」を鍛えることで、若々しい表情やひきしまったフェイスラインを手に入れることができるんだそう。
教えていただくのは、OKAOキントレスタジオの田中希さん50歳。
41歳の時、自分の顔が老けていると感じたことをきっかけに顔ヨガインストラクターの資格を取得。
その後、顔ヨガをベースに、表情筋を鍛える「OKAOキントレ」を考案し、これまで国内外で多くの受講生を指導しています。
田中先生と一緒に表情筋を鍛えて、マスクギャップなしの素顔を目指しましょう!
まずは…
鼻からまず息を吸います。
続いて、口からマーライオンが噴水を吐き出すように、シューッと息を吐いていきます。
息を吐きながら、顔の中心でグーを握るようなイメージで目も口も全部顔の中心にギューっと集めます。
吐ききったら、パッ!!!と顔を開きます。
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続いては、口の周りの筋肉を鍛えるエクササイズです。
田中先生によると、加齢とともに唇が薄くなるそう。
しかし口の周りの筋肉を鍛えることで上唇が厚くなり、若々しい印象を保てるんだとか!
口の周りの筋肉「口輪筋」を鍛える、「チューチュー金魚」に挑戦しましょう。
まず、両手の人差し指を、爪と爪を向かい合わせにした状態で、口角の端に置きます。
そのまま、ほほのお肉を集めるようにしながら、指の腹が向かい合うように指を回します。
そのまま、ラッパのように唇上下を開きます。
歯と歯がみえないように、少し口を開くのがポイント。
歯は見せないように、口輪筋をしっかり締めていきます。
そのまま10秒キープ!
少し大きく口を開き、手を外してさらに10秒キープです。
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続いては、素敵な笑顔づくりに♪
笑顔を作るための要となる「大頬骨筋」を鍛えるポーズです。
人差し指の腹を前にみせて口角におき、横に少し引きます。
そのまま人差し指を上に回転させ、外側に少し引っぱります。
人差し指で頬骨を押します。
人差し指のくぼみをキープするように、指をゆっくり離します。
今度は、親指と人差し指のアーチで、頬を下から持ち上げます。
高い位置でキープしたら、人差し指で頬にお団子を作ります。
外に少し広げて10秒キープ!
さらにゆっくり手を離して10秒キープします。
手を離した途端、頬っぺたが落ちてしまうかもしれません。
たとえ、頬がおちたとしても、「頬の筋肉を使っているぞ!」という意識を持つことが大切だそう。
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最後は、目をぱっちりさせるエクササイズです!
眉毛の上に人差し指、鼻の横に親指をあてます。
目をしっかり開いて10秒間キープ!
その状態のまま瞼を閉じ、薄く1ミリほど目を開け、そのまま黒目を上にあげます。
これでさらに10秒間キープです。
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ここまでお顔の筋肉をトレーニングしたら、最後はクールダウンしましょう。
口を軽くつぐんだら、口の中を空気でパンパンにします。
そのまま目をパッチリあけて10秒キープします。
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いかがでしたか?
普段使わない表情を作ることで「変顔」になって少し恥ずかしいと思うかもしれませんが、変顔になるのは、しっかりと顔の筋肉が動いてる証拠!
思いっきり動かすことがポイントです。
最初はうまく動かせなくても、動かしているパーツを意識することが大事だそうです。
ぜひ皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は番組放送時(2022年4月13日)の情報に基づきます。