2022.04.25

みがく

部下とのコミュニケーションが難しい…今日から実践できる「褒め方」3つのコツ

人は誰しも、褒められると自分の価値を認めてもらえたと嬉しくなるものです。あなたもそうではないでしょうか?
とくに職場の上司から褒められると、仕事へのモチベーションも上がり、頑張る原動力になります。
しかし、逆に褒め方を間違えてしまうと、この人は自分を思い通りにしようとしていると勘違いされてしまい、人間関係が悪くなるケースも。
そこで今回は、マナー講師である筆者が、今日から実践できる褒め方のコツを3つお伝えします。

1:タイミングを逃さない

相手のある行動を褒めたいときには、すぐ褒めます。
たとえば、「今の電話応対の仕方は、丁寧でわかりやすく、すごくよかったよ」など、相手に一番伝わりやすいタイミングを逃さずに伝えましょう。
数日経って思い出したように「そういえば、あのときの電話応対は……」と褒めても、どの電話対応を褒められたのかが部下も思い出せず、効果も期待できません。

2:気持ちを込めて伝える

部下がやってくれたことへの“感謝の気持ち”を素直に言葉に出して伝えます。
照れくさいからと、ただ「お疲れ様」や「ご苦労様」の言葉だけで終わらず、部下に対してねぎらいの言葉をきちっと伝えることも、信頼関係を構築する上で大切なポイントです。
たとえば、「今日は、忙しいのに資料作成を手伝ってくれてありがとう。とても助かったよ」というように具体的に気持ちを込めて伝えましょう。

3:優れているところを比較せずに褒める

誰にでもかならず、良いところ、優れているところはあるものです。上司はそこをよく見た上で、たとえば、「先日の〇〇さんが頑張って作成してくれたプレゼン資料は、ポイントが明確でわかりやすく、話し方にも自信が表れていたよ。さすがだね」といったように詳細に褒めます。あくまでその人を褒めることにフォーカスし、他者と比較して相手の優れているところを褒めないこともポイントです。

まとめ

褒めることが苦手な人も多いでしょう。褒めることのメリットは、相手との関係が良好になるのはもちろん、部下のモチベーションアップにもつながり自信を持たせられること。
日常から部下の性格や仕事ぶりにも目を向けておくことで、より良い信頼関係を構築するきっかけになります。今日から部下の良いところを見つけ、褒めてみてはいかがでしょうか?

文:桜美月(イメージアッププロデューサー・マナー講師)
ブログ:「魅力開花」立ち居振る舞いシンデレラマナーレッスン東京・日本橋・松山
Instagram:@elegant.sakura

【画像】78create、shimi、タカス / PIXTAI(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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