北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年4月11日〜15日ピックアップ分)
今週は、かわいい〝ビゲ男爵〟の1枚からスタートです。こちらのシマエナガちゃん、白いネコのようにも見えますね。もちろんビゲではなく、巣を作る材料にする、鳥の羽や動物の毛を集めているところなのですが、くわえているモノの色やカタチで、白ネコや、明治時代の政治家(3月29日 配信)に見えたり。
そんなことばかり言ってると、大忙しのシマエナガちゃんに叱られそうですが。
恋の季節につきものの、「ちょ〜っと待った〜っ!」っていうオス同士の争いですね。
メス4羽に対して、オスが10羽以上いたということなので、オスは必死ですね。競争率は2.5倍? ペアになれる確率40%?
「オシドリ夫婦」と言われますが、実際にはほとんどのペアが、毎年相手が違います。
あと1か月もすると、たくさんのヒナを連れたメスのオシドリを見ることが出来ますが、そこにオスの姿はありません。
ピンと立ったシッポが、凛々しいですねー。犬のシッポのように、エゾシマリスのシッポにも、その時々の「気持ち」が現れるようです。ピンと立ったシッポは、警戒の合図と言われています。シッポを立てることで、まわりの仲間たちに危険を知らせるのだそう。
ピンと立ったシッポの下に…立派な男の子ですね!
うまくカップル成立したのでしょうか?
3月中旬にペアになったメスは、木の穴の中で、4月中旬から5月に、2〜5匹の子を出産するそうです。その子たちが、穴から顔を出すのは、6月になってから。
子育てする巣穴は、外敵が入ってこないよう、入り口が小さい穴を選ぶのだそうです。500円玉くらいの大きさがあれば、出入りができるのだそう。
少し前のお写真でしょうか?ふっくら、もふもふのシマエナガちゃん、とってもかわいい、お写真ですねー。うっすらと眉毛が見えるせいか、キリリとした顔つきに見えます。
各地でシマエナガの巣作りが進んでいます。作業が進むにつれ、ご自慢のモフ毛にも、やや疲れが出て、やつれて見えることもありますが、時には10羽ものヒナを、夫婦が協力して育てる姿はとても生命力にあふれて美しいのです。
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