家族や仲間と「みんなで泊まれる楽しさ」を。最大6名が宿泊可能なアパートメントホテル・THE BASE。【札幌すすきのエリア】

札幌市中央区南6条西8丁目ビジネスホテルが立ち並び、周囲には人気ラーメン店も多い。すすきの地区と住宅街の中間に位置するためか、夜も比較的静かなエリアだ。
その一角に佇むのは、2019年7月にオープンしたTHE BASE SAPPORO SUSUKINO。9室の客室には、「みんなで楽しく泊まれるホテル」というコンセプトをもとに、様々な工夫がなされてるという。札幌観光大使でもある、オーナーの山中 利浩さんに話をうかがった。

「みんなで泊まる」楽しさへのこだわり

シンプルで落ち着いた雰囲気の外観。一見デザイナーズマンションのような印象だ。

山中「当ホテルは１室に6名様までご宿泊いただけます。お友達同士やご家族でのご利用がほとんどです。」
チェックアウトの際は「とっても楽しかったです！」と宿泊客の反応も良く、スタッフ側が羨ましくなることもしばしばとのこと。
なぜ1部屋に最大6名という客室タイプなのか？そこには山中オーナーの後悔、こだわり、宿泊客への想いがあった。

山中「私は妻と娘の3人家族ですが、既に娘は進学で札幌を離れています。娘が幼い頃にはよく旅行へ出かけましたが、家族3人でさえ同じ部屋に一緒に泊まることができるホテルは少ないと感じていました。『誰がエキストラベッドに寝る？問題』でせっかくの旅行中に揉めるのもイヤなので（笑）、妻と娘はツイン、私はシングルということが多かったように思います。」

確かに、旅先のホテルでは「部屋は別々」となることが多いかもしれない。家族が4人、5人となればなおさらだ。

山中「せっかくの家族旅行。同じ部屋に泊まった方がもっと楽しかっただろうと今でも思います。というのも、家族旅行ができる時期は意外と短いんです。実際、我が家も娘が中学・高校と進むにつれ、部活動や友達と行動することが増えました。受験期は旅行そのものが難しい状況になります。兄弟姉妹が多ければ、さらにその状況が増え、家族旅行の頻度は減っていきます・・・。だからこそ『みんなで泊まれる』ホテルを作りたかった。」

楽しく会話ができるよう、ベッドや家具の配置を工夫しているという。

全室プライベートキッチン・調理器具・食器付き。ホームパーティや長期滞在にも対応可能。

なるほど、「経験者が語る」には説得力がある。単に１人当たりの宿泊費が抑えられるというだけではないようだ。

もう一つ理由があるとか？
山中「私、今でも友達と行った卒業旅行のことを鮮明に憶えてるんです。誰がどんなことを言ってみんなで大笑いしたとか、誰が露天風呂で派手に尻もちついてこれまた大爆笑したとか・・・。出発から解散までずーっと笑いっぱなしで、とにかく楽しかった。もう30年以上も前のことです。お金もなかったので、とある安い温泉宿に5人で雑魚寝。きっとそれもよかったのだと思います。『みんなで泊まった』からの楽しさでした。」

札幌観光大使でもある山中オーナーはそんな「一生もの」の思い出作りの手伝いが出来ることがとても嬉しいと笑う。

山中「一般的に宿泊施設への評価は旅行予約サイトの口コミレビューが一つの指標となると言われています。2022年3月現在、某外資系大手旅行サイトにおけるTHE BASE SAPPORO SUSUKINOの評価は10点満点中9.5点と高い評価をいただいています。」

オーナーの「楽しんでほしい」という想いが宿泊客に伝わっている結果といえるのではないだろうか。

宿泊客からの「２段ベッドでたくさん写真撮りました！」の一言がヒントに

更なる「楽しさ」の追求？セルフ写真館をオープン

THE BASE SAPPORO SUSUKINOが家族や友人同士が一つの部屋で泊まることの楽しさを追求していることは理解できた。しかし、どうやら山中オーナーはこれだけでは満足していなかったようだ。

「セルフ写真館をオープンしたんです。すごく評判がいいですよ。皆さんとても楽しそうです。」
本格的なミラーレス一眼カメラにプロ仕様の照明機材をセッティングしたスタジオ。
サングラスやバースデーのお祝いグッズ、造花のブーケといったさまざまな小物まで揃っている。しかし、そこにカメラマンはいない。
リモコンシャッターを使って自分たちの好きなタイミングで撮影できるセルフ写真館だ。カメラマンの前では緊張するが、仲間や家族だけとならリラックスできて自然ないい表情が撮れるという。

本格的ミラーレス一眼カメラとプロ仕様の照明機材・・・宿泊客専用のスタジオだ。

そんなものだろうか・・・。
少々、気恥ずかしさを感じつつも、筆者も体験してみることに。

なるほど、手元のシャッターを押すたびに瞬くフラッシュ、ワンカット毎にモニターに映し出される自分の姿・・・確かにモデル気分だ。
更にオーナーから「いいですねー！」「カッコいい！」「いい表情！」と言われると不覚にもどんどんノッてしまう自分に驚く。小道具の一つとして借りたサングラスも、我ながら似合ってる…ように感じる。失礼ながら、これが友人同士ならさらに楽しいのだだろうな・・・と、同行した上司とノリノリで決めポーズをきめつつ、そう感じた筆者であった。（※本原稿チェックの際、オーナーはこのくだりに「そりゃそうですよ。」と笑っていた。）スタジオ内のネットワークテレビからはYoutubeで好きな音楽を流してBGMにできる。これも大事なポイントで、もはや一つのエンターテイメントのようだ。事実、撮影中はスタジオからの笑い声が絶えないという。

撮影中の様子。気分はモデル！？撮影自体が楽しく、あっという間に時間が経過する。

山中「『みんなで泊まる』ホテルなので、撮影後にはお部屋で写真を見ながら『みんなで』楽しめます。」
道内各地から札幌の常宿としてリピーターが増えているとのこと。セルフ写真館セットプランは友人の誕生日でのお泊り会といった若い世代の利用だけではなく、子供の七五三や誕生日といった家族イベント利用の問合せも増えているそうだ。
山中オーナーの後悔、こだわり、そして宿泊客への想いがこもった「THE BASE SAPPORO SUSUKINO」。全く新しい宿泊体験になる予感だ。

実際の写真。モノクロ写真が新鮮。撮影データは全て受け取ることが」できる。※文字やホテルロゴは入らない。希望があればカラー写真に変更も可能。

■ホテル概要
施設名：THE BASE SAPPORO SUSUKINO
所在地：〒064-0806北海道札幌市中央区南6条西8丁目2番地2
TEL：011-215-0740
客室総数：全9室
公式HP：https://thebasesapporo.com/

Sponsored by THE BASE SAPPORO SUSUKINO