いつか使うかもと思って、物を捨てられない方。使わないけど、もったいなくて捨てられない!という方。物が多ければ探し物が多くなりますし、掃除も大変ですよね。
実は、物を捨てるにも“トレーニング”が必要です。新しい物や使える物を捨てにくいのはみんな同じ。これを捨てたら後悔するかも……という気持ちが出てきます。まずは、自分にとって気にせず捨てられる物から“捨てる練習”をしていきましょう!
今回は、物を捨てるのが苦手なあなたでもできる3ステップをご紹介します。
ふとまわりを見て、お菓子を食べたあとの袋や使ったあとのティッシュなどがそのままになっていませんか?
まずは、なにも考えずに捨てられる物から捨てていきましょう! 物は物を呼びます。誰かが1つゴミを置いておくと自然とゴミがたまっていくんです。
一見全部書けそうなペンでも、1本ずつ紙に書いてみるとインクが出ないことがあります。たくさん持っているのにほとんど書けないペンだったということはよくあることです。使えない物は捨てましょう!
ペン1本くらい減っても変わらないのでは……いいえ、気持ちは確実に変わります! トレーニングと思って少しずつでも減らしてみましょう。
一番わかりやすいのは賞味期限ですよね。冷蔵庫に入っている調味料やドレッシング類、食材を1つずつ見てみましょう。缶詰や乾物は長期保存できますが、案外期限が切れていることも多いです。
もったいないですが、自分のお家では食べきれていないという事実をしっかりと見て心に刻み、次回からの購入の仕方を考えてみましょう。
3ステップ、これならできるかも!と思えてきましたか。高価なもの、状態のいいものなど、不要だけど捨てづらい物から向き合わず、捨てるハードルの低いところから始めてみてはいかがでしょうか。
文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
HP:アレーズルームy
【画像】tamayura / PIXTA(ピクスタ)