北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年3月14日〜18日ピックアップ分)
どうやら、メスをめぐる争いに負けちゃったみたいですね。鼻をかじられてしまい、血が出ちゃっています。
エゾモモンガの繁殖期がやって来ました。普段は、朝と夕方しか見ることが出来ないエゾモモンガですが、繁殖期になると、日中もオスたちが、メスを求めてビュンビュン飛び交います。
モモンガたちにとっては、年に一度の繁殖のチャンスですから必死です。
うまくペアになった子たちは、2匹でいちゃいちゃ。
一方、敗れた子は、血を流してひとり、しょんぼりするしかないようです。
雪から顔を出しているのは、ニホンイタチです、かわいいですねー。警戒心が強くて、なかなかしっかり見ることができるチャンスはありません。
もともとは北海道には生息していなかったのですが、北海道へと向かう船の中にまぎれこんで、本州からやって来たのではないか?と言われています。
エゾクロテンやエゾオコジョとは、仲間なのですが、まったく違った顔つきですね。
私はつい、バットマンを思い出してしまうのですが…、いかがでしょう?
タンチョウの求愛ダンス、2羽同時にジャンプして、雪原に落ちた青い影がステキですねー。
求愛の季節は、子別れの季節でもあります。写真には写っていませんが、途方にくれているヒナが気になります。あれほど可愛がってくれた親鳥が、急に蹴飛ばしたり、激しくつついたり、ヒナはもうきっと〝この世の終わり〟といった暗い表情をしているに違いありません。
でも数年後、君もきっと、白い雪原に美しい青い影を落として、パートナーと華麗なダンスを踊ることでしょう。
とっても春らしいお写真ですね。木漏れ日が、少しずつ春っぽくなっていくのが、感じられる季節になりました。
エゾリスは冬眠せず、秋の間に貯め込んだエサを少しずつ食べて命をつないでいます。
一方、エゾリスとともに北海道を代表するエゾシマリスは、そろそろ冬眠から目覚めるころです。
自分のインスタを見たら、雪が少なかった去年は、3月13日に、雪の穴から顔を出すエゾシマリスを撮影していました。今年は、もう少し遅れるのかなー。
今週の締めくくりは、ふっくらシマエナガちゃんで!このところシマエナガちゃんも、すっかりペア行動がなじんできました。
この間は、木から、一生懸命にコケをむしり取っているシマエナガちゃんを見ましたよー。もう、巣づくりが始まっているんですねー。
北海道の動物たちの多くは、まだ雪降る中、いっせいに繁殖の季節を迎えています。森のあちこちで、そんなキラキラと命が輝くような姿を見ていると、春の訪れが、もうすぐそこまで来ていることを、実感として感じることが出来ます。
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