2026.11.03
ゆるむ
赤、黄、オレンジ、そして緑。
ことしも、北海道・大雪山の紅葉は、ため息が出るほどの美しさでした。
北海道・大雪山系では、毎年9月になると、日本で最も早い時期に紅葉が始まります。ところで、大雪山の紅葉はなぜこんなにも色鮮やかなのでしょう?
実は、その美しさの秘密は、紅葉していない「緑」にあります。
赤く染まるナナカマドやウラシマツツジ、黄金色に輝くダケカンバ。
その間を埋めるように広がるのが、秋になっても緑を失わないハイマツなどの針葉樹です。
赤や黄色だけなら、山肌はもっと単調な色合いになっていたかもしれません。
深い緑が加わることでそれぞれの色が際立ち、まるで山全体が輝いているような、鮮やかな景観が生まれるのです。
紅葉していない木々もまた、大雪山の紅葉の美しさをつくる主役なんですね。
9月に始まった紅葉は、標高を下げながら山麓へ。
ことしは10月2日に黒岳と旭岳で初冠雪が確認され、山々は早くも冬の装いへと変わり始めました。
日本でいち早く秋が訪れ、そして冬がやってくる大雪山。
ほんの短い期間だけ山肌を彩る、北海道の秋の絶景です。
2026年11月1日「北海道ドローン紀行」にて放送
・撮影:TAKU CH 田島 琢 さん(札幌市 在住)
・音楽:HBCジュニアオーケストラ
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