2022.04.02

育む

押入れが遊び場に?整理収納アドバイザー宅の押入れ事情

日本の住宅の収納といえば「押入れ」。布団の収納として活用するのが一般的ですが、生活様式の変化に伴ってその使い方も多様化しているんです。そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者宅の押入れの使い方を公開します!

そもそも押入れって?

「押入れ」とは、日本の住宅や和室において寝具・衣類・道具などを収納するための空間を指します。一般的なクローゼットとの違いは、収納する目的のモノが衣類や靴ではなく、主に“寝具”である点です。そのため、クローゼットよりも奥行きのある造りとなっていることが特徴です。

奥行きを活かす!押入れの使い方

それではここから、押入れ特有の奥行きを活かした寝具収納以外の使い方をご紹介します。

クローゼットとして

小さくて畳むのが大変なこども服は全て掛ける収納に。押入れの奥行きを利用し、奥側と手前側に段違いとなるようつっぱり棒を設置すると、収納力が2倍になります! デッドスペースにはシーズンオフのアイテムを収納しており、衣替えもスムーズです。また、自分で服を選べる年齢の長男は手前側にするなど、使いやすさにも配慮しました。

学用品収納として

上段に棚を持ち込み、学用品専用の収納として活用していたことも。奥行きがあるおかげで、棚を置いても手前側に充分なスペースを確保できます。ここで時間割を揃えたり、時には立ったまま宿題をしたり、収納兼スタンディングデスクのような位置付けで活躍しました!

遊び場として

これが現在の形です。上段には絵本を、下段にはブロックを収納しています。こどもがすっぽりと入れるスペースを残すことで、個室のような使い方ができます。中に照明を設置して居心地のよさも抜群。一度遊びだすとなかなか出てこない、こどもたちのお気に入りスポットとなっています。

まとめ

押入れの特徴である“奥行き”は、考え方次第でメリットにもデメリットにもなります。収納することにとらわれず、机として使ったり部屋に見立てたりと、自由な発想で楽しんでみてはいかがでしょうか。

写真:全て筆者宅

文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
ブログ:~暮らしのヒラメキ~
Instagram:@kurashinohirameki

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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