年齢を重ねるにつれて肌悩みが増え、あれもこれもと過剰なスキンケアを行っていませんか? 肌のために……と行っていたことが、実はやらない方が美肌への近道ということも!?
今回は、筆者が実際にやっていたけれど「やめてよかった!」と感じたスキンケア習慣と改善方法をご紹介します。
乾燥が気になるときに行いがちな、たっぷりの化粧水をバシャバシャと何度も重ね付けする行為。一見肌に水分が行き渡り、ぷるんっとうるおっているように感じますが、量をたくさん使えば使うほど肌の奥まで浸透するわけではありません。
化粧水が浸透するのは、わずか約0.02ミリの角層と呼ばれる薄い膜まで。この角層に浸透できる量は決まっているので、化粧水をたくさんつけても意味がなく、逆に刺激となってしまうことも……!
たっぷり塗ることよりも、裏面に記載されているメーカーの規定量を守ること、セラミドやアミノ酸などの水分保持をサポートしてくれるうるおい成分が配合されているかどうか、が大切になってきます。
フェイスマスクをすると、肌のハリツヤがよくなったりもっちり保湿されるため、「毎日すればもっと美肌になれるかも!」と思いがち。
でも、フェイスマスク後の肌は、水分量が高く通常の肌よりもふやけた状態になっています。そうすると、角層のバリア機能が一時的に低下し、外部刺激にとても弱い状態に!
短いスパンで使用すると、ちょっとした刺激が思わぬ肌トラブルへと繋がってしまうこともあるのです。
美肌のためにと思って行ったパックが逆効果にならないように、週に1~2回程度に抑えると美肌をキープできますよ!
リフトアップ効果を狙って、スキンケア中にマッサージをしている方が多いのではないでしょうか? でも、このマッサージが肌への刺激となっている場合があります。
皮膚が動くような強めのマッサージや皮膚を引っ張るように伸ばすマッサージは、刺激によってメラニンが生成されてしまいシミに繋がったり、内側のコラーゲン繊維やエラスチン繊維を伸ばしてしまい、将来のたるみに繋がってしまいます。
どうしても自身でマッサージしたい場合は、マッサージクリームを使用し、力を入れすぎないように注意して行いましょう。
美容知識を身に付けるまで、筆者自身も行っていた間違ったスキンケア習慣。日々のルーティンになっていた過剰なスキンケアも、思い切ってやめてみると更なる美肌に近づけるかもしれませんよ!
文:あやの(美容ライター)
ブログ:コスメスプーン
Instagram:@ayano105
※個人差があります
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