2026.10.13
ゆるむ
ここは、いつか「消えてしまうかもしれない湖」です。
北海道・上士幌町にある、大雪山国立公園の深い森にたたずむ「東雲湖(しののめこ)」。
オンネトー、オコタンペ湖と並んで、「北海道三大秘湖」のひとつとされています。
湖畔まで続く車道はありません。
然別湖(しかりべつこ)から山道を歩くこと、およそ90分。
深い森のそのまた奥に、ひっそりと姿を現します。
この東雲湖…少しずつ「湖ではなくなっている」のです。
火山活動によって生まれた湖なのですが、長い年月をかけて土砂や植物が入り込み、湿地化・陸地化が進んでいるためです。このまま変化が続けば、いつか湖そのものが姿を消してしまう可能性も指摘されています。
湖の周囲に広がる岩だらけのガレ場には、氷河期から北海道を生き抜いてきた「エゾナキウサギ」の生息地となっています。
いつか消えてしまうかもしれない湖と、氷河期から生き続けてきた小さな命。
北海道の深い森に隠された、ちょっと不思議な「物語」がここにあります。
2026年10月11日「北海道ドローン紀行」にて放送
・撮影: エトピリカチャンネル さん
・音楽:HBCジュニアオーケストラ
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