北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年2月14日〜18日ピックアップ分)
2月9日は「肉球の日」だったので、色々な〝肉球〟の投稿をいただきました。その中から選ばせていただいたのが、エゾモモンガの肉球ショット、なかなかレアなお写真ですねー。いつも思うのですが、こんなに華奢な手足が、なぜ、しもやけにならないのかなあと。
小さくて、毛が生えていない、ピンク色の肉球…、マニアにはたまりません。
またまたかわいいシマエナガちゃんです!
カエデなどの樹液に、シマエナガちゃんたちが夢中になる季節がやってきました。
樹液がしみ出ている、1メートルほどの範囲に、7〜8羽もとまっているのを見たことがあります。
いつもは1秒もじっとしていないシマエナガちゃんが、カメラなどいっさい気にせず、長い時間、黙々と樹液に吸いついていました。
後ろを通った方が「クワガタみたいだなぁ」と言ったのを覚えています。
木から落ちた樹液のツララをなめてみたのですが、甘さは想像と違って、ごくごくわずかなものでした。
それでも、自然がくれた、とっておきの、ごちそうなんでしょうね。
キタキツネが、雪山からジャンプしそうだったので、カメラをかまえていたら、ジャンプ目前に、足もとの雪が崩れて、こんなトホホな感じになっちゃったのだそう。
「あーあ、なんだよコレ?」っていう表情と、力が抜けてしまった足が、たまらなくかわいいですねー。
キタキツネは時々、やることが、人間くさいを通り越して、オッサンくさいとこありますよね。
そこがまた魅力でもあるんですけど。
タンチョウの子育ては、幼鳥が1歳になる前の、春早くに〝子別れ〟をします。そして、つがいは「求愛ダンス」をして、新たな繁殖を始めます。
この子は、頭の色から見て、もうすぐ1歳になるヒナ。壁に映る自分の影と「求愛ダンス」の練習をしているかのようです。
きのうまでかわいがってくれた親鳥に、きょうは突然追い払われてしまう。
そんな〝子別れ〟のことを考えると、無邪気な後ろ姿にも、自然の厳しさを感じてしまいます。
美しくふくらんだシマエナガちゃん。背景が暗めなので、ふっくらが強調されて、とってもステキなお写真です。
シマエナガちゃんたちも、恋の季節まっただ中です。週末は荒れ模様の予報が出ていましが、春はもうすぐ、のようです。