人とコミュニケーションを取るのが苦手。ましてや、人の目を見て話すとなると緊張して余計に話せなくなってしまう。あなたもこんな悩みを抱えていませんか?
コミュニケーションが苦手な人でも、コツを抑えれば相手に好印象を与えることはできます。
そこで今回はマナー講師である筆者が、コミュニケーションが苦手な人でもできる印象アップのコツを3つお伝えします。
話すことが苦手な人は、無理して自分から積極的に話をする必要はありません。まずは、聞き役に回ることを意識しましょう。
相手に気持ちよく話してもらうためのポイントは、話の内容を合わせるより、相手の話すリズムやテンポに合わせてうなずきやあいづちをうつことです。
そうすることで、相手は、あなたと話が“合う”と思うようになります。
相手と会話する時間の中で、70%は相手と目を合わせ、30%は視線を外すというのが理想です。外すタイミングは、“うなずく”ときにするとやりやすいですね。
相手と話している中で、会話が途切れるときがあります。そのときに、コクンとうなずき、目線を斜め下に落とします。
それでも、70%も目を合わせるのは難しいと思う人は、相手の鼻の頭あたりに視線を置きましょう。鼻であれば目線は正面を向いていますし、相手に威圧感を与えず、真摯に向き合う姿勢をアピールすることができます。
コミュニケーションが苦手な人は、相手に良い印象を与える前に、人と話をする際に相手に警戒心を抱いたり、構えたりしてしまいがちです。
そういう方は自分から肩の力を抜いてリラックスして臨むと、相手にも伝わり和やかに話ができます。最初のうちは、難しいかもしれませんが意識をして続けていくと、自然に誰の前でもリラックスもできるようになります。
筆者自身も実践しているおすすめのリラックス方法は“深呼吸”です。特に腹式呼吸を試してみてください。自分の呼吸に意識を向けて、ゆっくりと深呼吸をすることで“いつでも、どこででも”リラックスできます。
無理して相手とコミュニケーションを取ると疲弊してしまい、誰とも話しをしたくなくなります。
そうならないためにも、普段からこの3つのコツを押さえて少しずつオープンマインドでいられるように意識していきましょう。
文:桜美月(イメージアッププロデューサー・マナー講師)
ブログ:「魅力開花」立ち居振る舞いシンデレラマナーレッスン東京・日本橋・松山
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