稀有な自然環境が広がる北海道の阿寒摩周国立公園。その園内には、絶えず噴煙をあげる自然景勝地・硫黄山があり、1,000以上の噴気孔から噴煙を上げるその姿は訪れる人々を魅了します。
2022年1月8日(土)よりこの硫黄山のふもとで運営するレストハウスにて、硫黄山の名物として長く地元民にも愛される『温泉蒸したまご』を使ったスイーツ『硫黄山温玉ソフト』が新発売! 温泉たまごがソフトクリームの上にのった新しいスイーツです。
アイヌ語で“アトサヌプリ”、裸の山と呼ばれる硫黄山。その名のとおり良質な鉱山資源である硫黄の豊富な山。周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めます。
明治初期には、全道一の採掘量を上げるほどの一大事業へと成長を遂げた硫黄採掘ですが、硫黄資源の枯渇により採掘が中止。硫黄の輸送のために敷設された鉄道は今日のJR釧網本線の礎になったといいます。
幻のごとく消え去った原野を走る鉄道ですが、現在でも「硫黄山レストハウス」の横から1.5kmほどの散策路にわずかに軌跡が残されています。散策路は両側に広葉樹が茂り、新緑のころには木々が道路を覆うように見えることから「青葉トンネル」と呼ばれています。
「硫黄山レストハウス」は、川湯温泉駅から車で5分ほどのところにあるレストハウスです。レストラン(テイクアウト)、土産品・地元特産品販売コーナーなどが充実し、ここだけのオリジナル商品・限定品・人気のテイクアウトメニューが勢ぞろい。硫黄山を眺められる休憩スペースも併設されているので、ダイナミックな噴気の景観を眺めながら、ゆったりとした時間が過ごせます。
駐車場から山裾の砂礫を少し進むと、噴気孔のすぐ近くまで行くことができますよ。まさに地球の鼓動を間近に感じられる空間が広がっています。
「硫黄山レストハウス」で食べられるのは、硫黄山の『温泉蒸したまご』。弟子屈町の地元民から長年愛されてきた名物メニューです。
ほのかな硫黄の香りと塩味が加わった蒸したまごは、ガムテープを巻いて殻を剥くのが硫黄山流。きれいに殻がとれるこの剥き方もやみつきになるそう。
新たに加わったメニュー『硫黄山温玉ソフト』450円(税込)は、『温泉蒸したまご』を温玉にしてソフトクリームにトッピングした斬新なメニュー。地域おこし協力隊の方々から意見をもらいながら試行錯誤を重ねた結果できあがった硫黄山の新しい名物です!
ベースとなるソフトクリームには、硫黄山特製シャーベットバニラソフトを使用。上からキャラメルソース、ソフトクリーム、温玉、フレークと段々に積み重なった構成で、温玉とソフトクリームをよくかき混ぜればカスタードプリンのような美味しさに変身するそう! トッピングもたくさん入っているので、飽きがこないよう味変もできるんだとか。
大地の恵みが存分に感じられる硫黄山。そんな硫黄山の自然のパワーを感じながらいただく『硫黄山温玉ソフト』は絶品間違いなしです!
住所:北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1丁目
休業日:年中無休(不定休あり)
営業時間:8:30~16:30
※営業時間は季節により変更となります。詳しくはお問い合わせください。
電話番号:015-483-3511
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