2022.03.05

暮らす

子ども部屋や勉強机は本当に必要?「勉強机を持たない」先輩ママが語る2つのワケ

4月から小学生に上がる子どもがいるご家庭や、そろそろ勉強机を購入しようかと迷っているご家庭もあるのではないでしょうか?

筆者の周りでは、子ども部屋を作ったけど勉強するのはリビングというご家庭や、勉強机をリビング横の部屋に置いているご家庭、勉強机はまだいらないと考えているご家庭など、実にさまざまです。

どれが正解というのはなく、親御さんの考え方、お子さんの性格にもよると思います。そこで今回は、子ども部屋や勉強机について、整理収納アドバイザーの筆者宅ではどうしているのかをご紹介します。

子ども部屋や勉強机は本当に必要?

中1、小3、年少の3人子どもがいる筆者宅では、子どもが使う勉強机はありません。その理由は2つあります。

①子どもが欲しがらなかったから
②置き場所がなかったから

賃貸なのもあり、1階にはリビング以外に部屋はなく、また、リビングそれほど広くはありません。なにより、子どもが欲しいと言わなかったのが理由で、勉強机は購入していません。

小3の子どもはとても怖がりで、2階に一人でいくのを嫌がります。もし、2階に自室を作り、そこで勉強机を置いたとしても全く使わなかったでしょう。

1人で勉強する習慣を身につけさせたい親御さんや、子ども1人の方が集中できるのならいいかと思いますが、個人的には一人部屋は小学生でも高学年からで十分ではないかと思います。

子ども部屋や勉強机がないと、どこで勉強するの?

先ほど、勉強机がないお話をしました。ではどこで勉強しているかというと、筆者の子どもは、毎日、ダイニングテーブルで勉強しています。

小3の子は、勉強のわからないことをすぐに聞きことができ、宿題には丸つけも必要なので、親が近くにいるリビングでの方が勉強しやすいようです。また、中1の子は、親が関与することはあまりないですが、ダイニングテーブルで勉強をしていて特に不自由していない様子です。

子ども部屋や勉強机がない場合、収納はどうするの?

勉強机はなくても中1、小3の子どもに、それぞれに個人のモノを置く場所は作っています。そこに、勉強道具からハンカチ、ティッシュ、マスクなども収納しています。

筆者宅で使用していうるのはニトリの『カラーボックス3段』です。なぜこちらを選んだかというと、下記の3つのメリットが挙げられます。
①安価
②高さを変えられる
③部屋になじむ配色

①安価

将来的に買い替えることを考えるととても重要です。子どもが大きくなって収納を変える際や、子どもが扱って壊れたりしても、負担が少ないです。

②高さを変えられる

通常の3段カラーボックスだと、高さが合わない教科書があります。そうなると、出しにくくしまいにくいです。高さを変えられることによって、ギリギリではなく、余裕をもって収納できるようになります。

また、棚板を足せば、ケースを入れて引き出しを足せるので、毎日使うハンカチなど細かいモノも収納できます。
(写真の左上に細かいモノを収納しています。)

③部屋になじむ配色

色も白、ベージュなど部屋になじみやすい色なので、リビングに置いても違和感がありません。

まとめ

新生活になるとその時に「揃えなくては!」と思いがちですが、必ずしも、急いで用意する必要はありません。その子の状況や希望に合わせて、必要なタイミングで用意すればよいのです。

子どもから「そろそろほしい」と言われたり、親として「子どもが勉強に集中するために必要」と思ったら、その時でも間に合いますよ。

文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
Instagram:@yuki_katazuke0525

【画像】ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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