飼っている人も飼っていない人も、1度訪れたらリピート間違いなし。さぁ、思い切り〝モフモフ欲〞を満たしましょう!
2008年にオープンした、北海道初の保護猫カフェ。接客担当の〝在籍猫〞は全員里親募集中なので、お気に入りの子は面談の上、家族として迎えることもできる。これまで約1100匹もの猫が、ウィッシュを通じて新しい家族に巡り会った(2021年11月現在)。
世話を担当するのは、心優しいスタッフ。カフェで暮らす40匹以上の猫たちに目を配り、病気や障がいを持つ猫のケアも行っている。「全員が思いやりを持って、自主的に動いてくれるので助かります」と、目を細めるのは代表の原田美加さん。猫たちがくつろぐソファは寄付品で、キャットウオークは常連客の手作り。店内には猫好きの善意があふれている。
引き取るのが困難でも、入場料が運営資金として使われるため、訪れるだけで猫たちの力になれるのがうれしい。実は「猫たちのため」というのは言い訳で、自分がお目当てのコに会いたいだけ? そんな客も大歓迎!
●猫の里親になるには●
北海道在住、20歳以上で定職に着いている、ペットが飼育できる環境にあるなどの条件があります。要事前面談。詳しくは電話で問い合わせを。
※基本的には初来店でその日に猫を渡すことはありません。先住猫(犬)がいる場合は、トライアル期間あり
~こんなボランティアもあります~
★保護猫の一時預かり
★乳飲み子猫の人工哺乳飼育、預かり(経験者のみ)
★猫フード、猫砂など支援物資の寄付
★支援金の寄付、未使用切手や書き損じたハガキなどの寄付
★掃除
住所:北海道帯広市東2条南2丁目5-8
電話:0155-26-2833
営業時間:12:00~19:00
定休日:月・火曜
利用料金:30分600円、60分1,000円
公式サイト:https://catcafe-wish.jimdofree.com/
※入場は小学1年生以上から
※保護や新しい飼い主を探すサポートはするが、無料の引き取りは不可
北海道第121050144号展示
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※フリーマガジン「Chai」2022年1月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。