函館市の隣町・七飯町。りんごなどの果実農園、新鮮野菜をつくる農家やその直売所も多い自然豊かな町です。
そんな町で、ご夫婦で土日のみパンを販売しているパン屋さん『pannoma(ぱんのま)』。今回はこのお店のこだわりの素材を使った唯一無二のパンと人気の秘密について紹介しましょう。
2020年の4月、七飯町に住む若いご夫婦が自宅2階をDIYで改装しパン工房を作りました。その部屋が『ぱんの間』でお店の由来です。
そんな始まりでできた『pannoma』は、土日限定でパンの販売をしています。
笑顔を絶やさない妻のまなみんはパン作りを担当。そして、夫のよっしー君は、DIYでお店を改装したり、SNSでその週替わりのパンのお知らせしたり、パンの販売をアシストしています。
仲のよいお二人の様子はほのぼのとしていて、パンを買いに来たお客様の気持ちも温かくしてくれます。パンを携えてお店から出てくる人がみんな笑顔なのは、美味しいパンの魅力だけではないようです。
『pannoma』のパンは、ドライイーストを使いません。
自宅工房でゆっくりと育てた自家製天然酵母と、希少な『白口浜天然真昆布』の水出しでパンを焼いています。この天然真昆布は、鹿部町にある夫・良成さんの実家が昆布漁師をしているからこそ、入手できる貴重な素材です。
生きた酵母は不安定で繊細。丁寧に手間をかけてひとつひとつのパンを作っているのです。
そんな『pannoma』のパンは、昆布の特性が生かされたモッチリとした食感と、あとをひく旨みのある唯一無二のパンに仕上がっています。
このように自家製酵母と天然真昆布水で作られた『pannoma』のパンは、プレーンなパンにこそ、美味しさが際立ちます。
初めての方は、まずイングリッシュマフィンやカンパーニュ、リュスティックなどのお食事系のパンを味わってみてください。昆布だしで作った生地の美味しさが実感できます。
パンのメニューは、季節によっても変わります。夏には、地元で採れたとうもろこしがたっぷり入ったコーンのフォカッチャ、秋には栗やさつまいもが乗ったパンなどが登場。
天然素材のパンに旬の素材の組み合わせは最強の健康食。小さな子どもにも安心して食べさせることができます。子育て中のママや健康を意識する女性たちに人気が高いのも頷けます。
『pannoma』がパンを販売しているのは土日だけ。毎週火曜日頃にお店のinstagramでその週のパンメニューをお知らせしています。
早い時間に売り切れるパンもあるので、間違いなく手に入れたい人は予約をするのがおすすめです。お店のLINEやinstagramのDMなどで予約ができますよ。
土日のみパンを販売する『pannoma』は、仲良し夫婦が営む、自家製酵母と白口浜天然真昆布を使った唯一無二のパン屋さんでした。
お目当てのパンがあれば、ぜひ予約して、こだわりのパンを楽しんでください!
『pannoma(ぱんのま)』
住所:北海道亀田郡七飯町緑町2丁目209−3
営業日:毎週土・日曜
営業時間:10:30~15:30 (売り切れ次第終了となります)
お店のHP:https://pannoma.com/
お店のinstagram:@pannoma110
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※掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。2022年1月現在、新型コロナウイルス感染症による感染拡大を防止するため、不要不急の外出自粛の推奨など、様々な対策や注意喚起が行われています。このような状況ではありますが、みなさまの”コロナ疲れ"の息抜きに「いつか行きたい」お店選びの参考として楽しんで頂きたい、そして、いま厳しい状況下にある飲食店や観光地を応援したいという想いを込めて、Sitakke(したっけ)では「おでかけ」情報を発信しています。
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文:かのん的おいしい函館
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