“なまら”や“だべさ”など一度きいたら耳から離れない北海道弁!
今回は北海道の冬に欠かせない北海道弁、“しばれる”の使い方を北海道生まれ北海道育ちの筆者が紹介していきたいと思います!
「今日はしばれるから厚着していきな」
こんなことを言われた道産子は少なくないはず。筆者も小学生のとき祖母によく言われていました。
“しばれる”は北海道弁で“寒い”という意味。ですが、ただ寒いというより“ビックリするくらい寒い!”というニュアンスが含まれています。
大体の目安としては寒すぎて痛い!と感じる温度。マイナス10度以下といったところでしょうか。
また、若い人よりも年配の人の方が頻繁に使っている印象ですが、筆者の友人は小学生同士で使っていたようなので、全世代にわたって使われている表現だと思います。
さて、ここからは“しばれる”の使い方上級編。
どんなタイミングで“しばれる”を使うのか、より詳しく紹介していきたいと思います!
まずは時間帯から。“しばれる”は先ほども紹介したとおり“ビックリするくらい寒い!”ときに使う表現なので、1日の中でも特に冷え込む朝と夜に使われることが多いです。
とくによく使うのが朝。筆者の家ではストーブで部屋が十分に温まる前、祖父や祖母が「今日はしばれる」と言っていました。
また、夜に“しばれる”を使う場合は「今夜はしばれるから水道の水流しといて」なんて使い方をします。
「しばれる」をよく使うのは晴れの日!
次に紹介するのは“しばれる”を使うときの天気について。よく使うのは、晴れた日です!
「えっ、雪の日じゃないの?」と思った人もいるかもしれません。
もちろん雪の日に使うこともありますが、筆者の周りでは晴れた日に“しばれる”を使うことが多かったです。雪が降る日は見た目こそ寒そうですが、“しばれる”寒さにはなりにくいです。一方、冬の晴れた日こそ、まつ毛が凍るほど“しばれる”日があるんですよね……。
“しばれる”を使うときのポイントは痛い!と感じる寒さです。これを知れば“しばれる”マスター間違いなし! 今年の冬は“しばれる”を使っていきましょう!
【画像】 はーる 、 papa、マハロ / PIXTA(ピクスタ)
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これ、なんていう?どこか懐かしい「冬の必需品」の呼び名は…【北海道弁講座】