酒の肴が、本格的なスイーツ。女子はもちろん、甘党のサラリーマンも立ち寄りやすい店が、帯広市内の「北の屋台」にある。
店主の菊地奈実子さんは高校卒業後、大阪の製菓の専門学校に進学。神戸や故郷・十勝の菓子店でパティシエとして働いたのち昨年4月、念願だった自分の店を屋台に構えた。手作りのスイーツを中心に、軽いおつまみと酒を提供している。
パフェやプリン、ケーキといったラインアップの中、お勧めしたいのが8種類のバリエーションがあるクレープだ。小麦粉や卵、砂糖、牛乳、そして焦がしバターで仕上げた生地はこくがあり、風味豊か。美しく皿に盛られた、焼きたてを味わえるのもうれしい。ワインや自家製シロップのカクテルなど、デザートと合うお酒と一緒にぜひ。
「コーヒーやハーブティーもあります。0次会や飲み会途中の休憩などさまざまなシーンで使ってください」と話す、明るい菊地さんとの談笑も魅力。いつもと違う大人のスイーツタイムを楽しんで。
住所:帯広市西1条南10丁目7(北の屋台内)
電話:080-4501-5801
営業時間:17:00~24:00
定休日:火曜
Instagram:@queseracestlavie2020
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◆おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※フリーマガジン「Chai」2021年12月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。