ふだん捨ててしまうところも美味しく食べて、フードロスをなくそう!!
「食品ロス削減アドバイザー」として活躍する料理研究家の島本美由紀さんに、食べ物をムダにしない保存法やレシピを教えていただきます。
きょうの特集野菜は、「十勝川西長いも」
十勝川西長いもは、昼夜の寒暖差が作る、きめ細かく真っ白な肉質と粘りが特徴の長いも。
十勝生まれの森アナによると、「十勝川西長いも」は「十勝のスター」なんだとか!
国内だけでなく海外にも輸出されている高品質の長いもです。
そんな長いも、皮ごと料理ができる食材なんです!
タンパク質の消化吸収を助けてくれる栄養素が皮にも含まれていて、捨ててしまうのはもったいない!!
そんな長いもが、皮ごと美味しく食べられるレシピ2種類をご紹介します。
まずは、この時期にぴったりのメニューから♪
寒い季節にぴったり!
ほっくり熱々、皮ごと長いもを使った簡単グラタンです。
【材料】(作りやすい分量)
・長いも 300g ・たまご 1個 ・めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2 ・シュレッドチーズ 適量 ・かつお節 ・刻みのり 万能ねぎ(小口切り)各適量
【作り方】
長いもはよく洗って、ひげがあればコンロであぶって落とします。
コンロが無い場合は、ハサミで切ったり、ライターなどであぶって落とします。
太くて、気になる部分だけでOK!
そして、ここがポイント!皮ごとすりおろしていきます。
皮をむかないと全然すべらない!手もかゆくならない!
いいことづくしです♪
すりおろした長いもに、卵とめんつゆを入れてよくかき混ぜます。
※冷蔵庫に残ったベーコンやちくわなどを混ぜて具材にしても◎
一緒に入れて焼いてください。
耐熱皿にいれたらチーズをのせて、トースターで1000wで7~8分ほど加熱します。
仕上げにかつお節、刻みのり、万能ねぎをのせて完成♪
身と一緒にすりおろして焼いているので、皮の食感も気にならない!!
ふんわりした長芋の食感とあつあつチーズの組み合わせがたまりません!
皮を使った超簡単メニューをもうひとつご紹介!
とろろいもを作る際などはどうしても余ってします長いもの皮・・・
そんな時はこんな風にフライにするのがおすすめです。
【材料】(作りやすい分量)
長いもの皮(厚めにむいたもの)塩・黒コショウ・ドライパセリ 適量
【作り方】
①長いもの皮は1.5センチ幅の短冊切りにします。
薄すぎると揚げたときに焦げてしまうので、ある程度、身を残してむくのがポイントです。
②フライパンに1cm程度の油を入れ170度に熱し、きつね色になるまで、素揚げします。
油を切って、熱いうちに、塩・黒コショウ・パセリを振って完成♪
塩と青のりで和風、顆粒コンソメと粉チーズで洋風にもなるので、色々味付けを変えて楽しむのもおすすめです。
おやつやおつまみにぴったり!!
驚きの美味しさです。ぜひお試しください。
最後に、長芋を長持ちさせる保存法をご紹介します。
切り口にキッチンペーパーをかぶせて輪ゴムで止め、ポリ袋に入れましょう。
食材を無駄なく美味しく食べて、日々の暮らしからSDGs達成に取り組んでみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は番組放送時(2021年12月3日)の情報に基づきます。