ふだん捨ててしまうところも美味しく食べて、フードロスをなくそう!!
「食品ロス削減アドバイザー」として活躍する料理研究家の島本美由紀さんに、食べ物をムダにしない保存法やレシピを教えていただきます。
きょうの特集食材は、「鹿追町のキャベツ」!
こちらのキャベツは、寒玉系と言われるキャベツで、カット野菜や漬物などに使われる種類のもの。
まずは、キャベツのおいしさを長持ちさせる、おすすめ保存方法からご紹介します。
丸ごとなら芯を三角形に切り抜きます。
芯には「生長点」があり、ここを残すと、さらに生長しようとして全体の栄養を使ってしまうんだとか。
そのくりぬいた穴の中に、濡らしたキッチンペーパーを詰めます。
新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、芯を下にして野菜室で保存します。
半分に切ってあるものは、芯の生長点に切込みをいれます。
切り口をキッチンペーパーで覆ってからポリ袋に入れ、切り口を下にして保存します。
キャベツの保存のためには取り除いた方がいい、キャベツの芯。
「あぐり王国」のロケでキャベツの芯を食べたことのある森アナ、芯の美味しさに驚いたそう。
今回は、そんなキャベツの芯を使ったフードロス削減レシピに挑戦です!!!
キャベツの芯や太い葉脈は、胃腸の調子を整えるビタミンが含まれている、「天然の胃腸薬」。
ぜひ捨てずに作ってほしいレシピです。
【材料】(作りやすい分量)
・キャベツの芯や太い葉脈 1/2個分 ・溶き卵 1/2個 ・小麦粉 大さじ2 ・水 小さじ1・パン粉・中濃ソース 適量
【作り方】
①キャベツの芯は、1~1.5cm厚さで、くし形に切ります。
太い葉脈も同じ厚みで、形をそろえて切りましょう。
②溶き卵、小麦粉、水を合わせたバッター液にくぐらせて、パン粉をまぶします。
※キャベツの芯を薄切りの豚ロース肉で巻けば、さらにボリューム満点のフライに♪♪
③フライパンに1cm程度の油を入れて、170度で表面がカリっとするまで揚げます。
油を切って、ソースを添えたら完成です。
栄養たっぷり、お手軽フライのできあがり!
ぜひお試しください。
※掲載の内容は番組放送時(2021年12月2日)の情報に基づきます。