2026.04.21

ゆるむ

見られるのはわずか1週間…「春紅葉」の彩り 開湯160年を迎える定山渓温泉のやさしい魅力

北海道札幌の奥座敷・定山渓温泉は、ことし開湯160年という節目を迎えます。1866年、修験僧・美泉定山によって見出されたこの温泉地は、豊かな自然とともに歩み続け、今なお多くの人々を癒やし続けています。

春の定山渓では、季節の訪れを彩る風物詩が訪れる人々を迎えます。そのひとつが「渓流鯉のぼり」。澄んだ渓流の上を、色とりどりの鯉のぼりが悠々と泳ぐ光景は、山あいの静けさと相まって、どこか幻想的な美しさを感じさせます。

川のせせらぎとともに揺れるその姿は、まさにこの季節ならではの特別な風景です。

約400匹の鯉のぼりが舞い、温泉街に春の訪れを告げる(写真提供:定山渓観光協会)

また、春の定山渓を語るうえで欠かせないのが「春紅葉(はるもみじ)」。秋の紅葉とは異なり、芽吹いたばかりの若葉が赤や橙の色合いを帯び、山々をやわらかく染め上げます。

新緑と紅のグラデーションが織りなす、5月中旬のわずか1週間だけしか見ることができない彩りは、訪れる人の心をやさしく包み込みます。

5月中旬のわずか1週間ほど、山の木々が赤く色づく「春紅葉(はるもみじ)」(写真提供:定山渓観光協会)

そして今回のドローン映像は、定山渓温泉の西にある標高598メートルの「朝日岳」から。

定山渓には、登山道が整備され、軽登山のトレッキングを楽しめる山がいくつもあり、「朝日岳」もそのひとつで、「夕日岳」「定山渓天狗岳」とともに「定山渓三山」と呼ばれています。

頂上からは、定山渓温泉街と豊平川の流れ、そしてこれからの季節であれば「春紅葉」に彩られた山々が一望できます。

眼下に広がる景色は、季節の移ろいとともに表情を変え、訪れるたびに新たな魅力を見せてくれます。

歴史ある温泉と、春ならではの自然の美しさが調和する定山渓。開湯160年にちなんだ記念イベントもたくさん!節目の年に、その魅力をあらためて感じてみてはいかがでしょうか。

2026年4月12日 「北海道ドローン紀行」にて放送

・撮影:MT さん(札幌市 在住)
・音楽:HBCジュニアオーケストラ

北海道ドローン紀行

北海道内各地で撮影された珠玉のドローン映像をお届け。 カムイミンタラ=神々の庭といわれた、北の大地や海の魅力、人々の営みを、今までにはない「鳥の眼」でご紹介します。

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