ウルウルとした黒くて大きな瞳がなんとも愛らしいエゾモモンガ。木の葉が落ちるとともに、エゾモモンガに会える季節がやって来ました。
今回は、インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトで、これまでに紹介させていただいたエゾモモンガのかわいい写真を【20連発】で皆さまにご紹介いたします。
エゾモモンガの大きさは、郵便ハガキくらいのカラダに、ピンポン球くらいの顔と、袋に入った味付け海苔くらいのシッポをイメージしていただければと…。(逆にわかりにくい?)木の高いところから飛び出して、森の中を、長い時だと100メートル以上も滑空します。
平たいシッポを使って、巧みに舵を取り、木と木の間をすり抜けて飛ぶ姿はまさに”森の忍者”といった感じです。
姿を見せてくれるのは、日が沈んでから15〜20分くらいたったころ。穴から顔を出したあと、わずかな時間モジモジしているので、その間が唯一のシャッターチャンスです。その後、エサのある場所を目がけて飛んで行くのですが、暗いため行き先はわからないことがほとんど…。
姿を見ることが出来るのはほんの一瞬なのですが、でもこの時折ハートの形にも見える"ウルウル瞳"に会いたくってついつい森に通うことになってしまうのです。
エゾモモンガは、アイヌ語で「アッカムイ」、意味は『群れで棲む神』、あるいは『子供の守り神』というそうです。
寒くなると本当に、群れで暮らし、ひとつの穴から10匹近くのエゾモモンガが、次から次へと出てくることも珍しくありません。
木の穴の中で、カラダを寄せ合って、時にはマイナス30℃を下回るような寒さを耐えているのでしょう。
そんなエゾモモンガが、穴からいっぺんに2匹、3匹と顔を見せてくれると、シャッターを押す指先が興奮で震えます。
北海道のかわいい動物は、まだまだたくさんいますが、今回はシーズンいよいよ到来!エゾモモンガ20連発でした!