2026.04.12

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5人チームも組めなかった… 元プロ選手が指摘する「部活」を守る新しいカタチのポイント

スポーツの危機

吹奏楽部の成功を受け、紋別市ではスポーツ系の部活についても地域移行を進めています。バスケ部の場合、紋別中も潮見中も、3年生が抜けると10人を下回ってしまい、単独では5対5のチーム練習もできませんでした。

それが合同チームになったことで、試合形式での練習ができるようになったのです。

牧野教育長は、「紋別中も潮見中も各学年2クラス程度ですから、もうチームを組めない競技がたくさんはみ出してきている」と現状を分析します。

プロのノウハウ

ただ、今のように学校の垣根を超えるには数年がかかりました。

紋別市は、2022年ごろから「部活の地域移行」に挑戦し始めたものの、特に運動系の地域クラブを運営するノウハウがなかったのです。

そこで、協力を求めたのが、子ども向けのスポーツスクールなどを、全国で展開する東京の会社「リーフラス」でした。

リーフラス北海道支社の瀬尾拡大支社長は、「部活動は子どもたちにとって大切だと思うし、大人になるうえで重要な教育の過程。各自治体、さまざまな課題があるが、地域の課題に寄り添って、しっかりと持続可能な地域クラブ、そのモデルを作っていきたい」と意気込みを語ります。

先生たちの変化

部活動を一つの学校ではなく、より広い「地域」として考えることは、競技関係者やボランティアなどに指導者として関わってもらうことにもつながります。
これは、人手不足に悩む教員側にとっても、メリットは大きいようです。

紋別中学校バレー部顧問の横内佑哉教諭は、「部活動にかかわる時間の部分で教員の働き方改革になる非常にいい試みだと思う」と期待を寄せています。

「これまで部活動の時間だった部分を『教材研究』に充てられることで、授業改善やその他の部分でよりよい物が生徒たちに提供できるようになる」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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