2026.04.11
出かける
アワビを使った炊き込みごはんに、くじら汁。
松前町の矢野旅館では、松前藩の時代に食べられていた婚礼の祝い膳を提供しています。
野菜にもクジラのうまみがしっかりとしみ込み、松前町の郷土料理を存分に楽しめる内容です。
この料理を考案したのは、「マグロ女子会」のメンバーでこの旅館で働く工藤夏子さんです。
「マグロ女子会」は新幹線延伸をきっかけに北海道南部と青森の女性で結成されたグループで、ふるさとの魅力を発信しようとバスツアーや特別メニューを開発してきました。
2014年の結成以降、取り組みを継続してきた工藤さん。
「目的みたいなものがないと、やっぱり素通りの町になってしまう。こうして12年たっても、わざわざ松前に来てくれる人がいるのはやってきた活動の成果」と手応えを感じています。
札幌延伸で、さらに観光客を呼び込みたいとする一方、地域をどう活性化させるかが問われていると工藤さんは話します。
「真ん中にどーんとレールが通ったとしても、波及効果がないことには北海道全体として新幹線を活用しきれないと思う。日々できることを細く長く、札幌につながるまでやり続けるしかない」
地域を支え、住民に支えられている北海道新幹線。
札幌延伸を控えるレールの先にどんな景色が広がっているのでしょうか。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月23日)の情報に基づきます。
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