2026.04.07

深める

「早くなんとかしなくては」 新千歳空港で7000人が一夜を明かしたあの日の舞台裏

暴風雪がもたらした「移動不能」の一日

この日、札幌では24時間に54センチの雪が降り、1月の観測記録を更新しました。
暴風雪の影響は広範囲に及びました。

新千歳空港では多くの便が欠航し、最大で約7,000人が空港内で夜を明かす事態に…。
飛行機で無事に空港におりたっても、その先の交通網が大きく乱れていたためです。

混乱を決定的にしたのは、札幌と空港を結ぶJR快速エアポートの終日運休でした。

空港連絡バスは始発から運休。
JRは遅延や間引きをしながら運転を続けていたものの、午後3時から「除雪」のために運休に…。
この運休は結局「除雪が終わる」見通しがずれ込み続け、本格的な当初の予定の19時間後、26日の午後1時ごろの本格的な運転再開まで続きました。

空港は本来午後11時30分に閉館します。

しかし、運休によって行き場を失くしてしまった人のために、『緊急事態」としてターミナルビルを開放。

ロビーには座る場所もないほど人があふれ、長時間の待機を余儀なくされました。

生活者が感じた「札幌の交通の交通課題」

札幌のブロガー・しょーこさんは2月1日、「札幌の新しい交通はどこへ向かうのか― 地下鉄延伸で解決?札幌の交通が抱える本当の課題 ―」と題した記事を出し、SNS「X」にも投稿しました。そこには、生活者としての実感が率直に綴られています。

地下鉄延伸だけでは解決できない、札幌の交通の現実。
冬の大雪、駅の使いにくさ、高齢化。
新交通も予算がなければ実現は簡単ではありません。
必要なのは“誰もが無理なく使える移動”だと思っています。

(しょーこ@札幌クリップ@kotton105910より)

しょーこさん自身、今回の暴風雪は「札幌の冬事情」というイメージとのギャップを痛感したといいます。

「しかし、観光客が多く利用する空港アクセスはJRが運休、バスや高速道路もストップして代替手段が乏しく、その構造的な課題が一気に表面化した形です」

「道民でも予定が狂うことがあるので、旅行者の方には“北海道の冬は電車が止まることがある”と思ってほしいですね」と、そのギャップに対して警鐘を鳴らします。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X