
この日、札幌では24時間に54センチの雪が降り、1月の観測記録を更新しました。
暴風雪の影響は広範囲に及びました。
新千歳空港では多くの便が欠航し、最大で約7,000人が空港内で夜を明かす事態に…。
飛行機で無事に空港におりたっても、その先の交通網が大きく乱れていたためです。
混乱を決定的にしたのは、札幌と空港を結ぶJR快速エアポートの終日運休でした。

空港連絡バスは始発から運休。
JRは遅延や間引きをしながら運転を続けていたものの、午後3時から「除雪」のために運休に…。
この運休は結局「除雪が終わる」見通しがずれ込み続け、本格的な当初の予定の19時間後、26日の午後1時ごろの本格的な運転再開まで続きました。
空港は本来午後11時30分に閉館します。
しかし、運休によって行き場を失くしてしまった人のために、『緊急事態」としてターミナルビルを開放。

ロビーには座る場所もないほど人があふれ、長時間の待機を余儀なくされました。
札幌のブロガー・しょーこさんは2月1日、「札幌の新しい交通はどこへ向かうのか― 地下鉄延伸で解決?札幌の交通が抱える本当の課題 ―」と題した記事を出し、SNS「X」にも投稿しました。そこには、生活者としての実感が率直に綴られています。
地下鉄延伸だけでは解決できない、札幌の交通の現実。
冬の大雪、駅の使いにくさ、高齢化。
新交通も予算がなければ実現は簡単ではありません。
必要なのは“誰もが無理なく使える移動”だと思っています。
(しょーこ@札幌クリップ@kotton105910より)
しょーこさん自身、今回の暴風雪は「札幌の冬事情」というイメージとのギャップを痛感したといいます。

「しかし、観光客が多く利用する空港アクセスはJRが運休、バスや高速道路もストップして代替手段が乏しく、その構造的な課題が一気に表面化した形です」
「道民でも予定が狂うことがあるので、旅行者の方には“北海道の冬は電車が止まることがある”と思ってほしいですね」と、そのギャップに対して警鐘を鳴らします。
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