2021.12.12

育む

リビングの「生活感」どうにかしたい!子育て世代におくる原因と対策【プロが解説】

子どもがいると雑多な印象になりがちなリビング。この生活感は何が原因なのでしょうか? 今回は、子育て世代が抱えるリビングの生活感の原因と、その対策をお伝えします。

床の上がおもちゃだらけ!?

床に散らかったおもちゃを踏んづけて、悶絶したことのある方も少なくないのでは? おもちゃはカラフルで、ひとつひとつに存在感があるため、生活感の出やすい代表的なアイテムです。それが床のあちこちに転がっていると、生活感が増してしまいます。

対策1:遊んで良いエリアを決めよう!

ラグマットやジョイントマットで床面を区切り、遊ぶ場所を明確にすることで、おもちゃが散乱しにくくなります。床のキズ防止にもおすすめです。

対策2:リビング用のおもちゃボックスを用意しよう!

一時的におもちゃが散らかっても、上手く片づけられれば生活感は抑えられます。大きめのボックスを用意し、使ったおもちゃはポイポイと収納! ボックスの上からふわっと布をかけるだけで、おもちゃの存在感を消すことができますよ。

またやられた!壁に貼られたシールや落書き

時として、子どもは親が想像もしない行動をとることがあります。大きなキャンバスにでも見えるのでしょうか……。よくあるのが、壁のシールや落書き。どんなに素敵なインテリアでまとめていても、目立つ場所にキャラクターのシールや落書きがあると、急に生活感だだ漏れです。

対策:自由に使える場所を与えよう!

子どもが自由に使える場所を明示することで、目立つ場所でのシールや落書きを回避できます。大きなホワイトボードを用意したり、模造紙を壁に貼ったりと、壁や家具が傷つかない工夫を!

物置化したソファー

基本的に、子どもは面倒臭がりです。「ここに置いて!」と指定しても、それが面倒な方法だとなかなか続きません。そしていつの間にかソファーや床にポイっと……。ランドセルや幼稚園のカバン、子どもの上着なども生活感の出やすいアイテムですから、しっかりと対策が必要です。

対策:動線を意識して収納を決めよう!

子どもの普段の様子を観察し、その動線上に収納を設けましょう。子どもの身につけているモノがリビングに持ち込まれ、生活感を放っている場合は、リビングまでの廊下やリビング入り口に収納スペースを確保。これだけで大幅に生活感をカットすることができます。

まとめ

ポイントを押さえれば、子育て世代でも生活感はある程度コントロールすることができます。ただ子どもというのは、こちらの思い通りにはならないもの 。部屋のおしゃれさを求めすぎて、子どもとの暮らしを心から楽しめなくなっては残念です。最初から完璧を求めず、ひとつずつ解消していってみてくださいね。

文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
ブログ:~暮らしのヒラメキ~
Instagram:@kurashinohirameki

【画像】MAPS / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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