2026.04.01
出かけるヒントはこちら。

雪が融けて地面が見え始めると昆虫たちも動き始めます。でも昆虫たちからすると、外に出てきたものの花がなければ、花粉も集められず困ってしまいます。
しかもやっぱりまだ寒い!フクジュソウはそんな昆虫たちの事情を逆手にとって、春先のまだ寒い時期に花を咲かせる戦略を選んでいるんです!
フクジュソウの花は「パラボラアンテナ」とも言われ、太陽に向かって花の向きを変えていきます。そして太陽の光を一身に浴びて花の上の温度を上げて虫たちが集まりやすくしているんです。
虫たちにとっては寒い中でも「営業」してくれているありがたい花ですが、フクジュソウ側から見ると寒い時期でも花を温めることで花粉を運んでくれる「お客様=虫」を集めるができているんです。
とは言え、雪が残るこの時期は、昆虫たちにとってはまだ寒くてつらい時期なので見かけることは少ないのですが、こんな時期でも出てくる虫が他にもいるんです。
例えばこちら。

これはカメノコテントウという大型のテントウムシ。背景の白いものは雪。雪と昆虫はなかなか貴重な光景!
テントウムシの仲間やカメムシの仲間は秋の内に建物の隙間などに入って越冬します。そして春が近づいて暖かい日差しが出てくると、どこからともなく登場します。夏の間はそれほど珍しい虫ではないんですが、生き物が少ないこの時期に見るとうれしくなります。
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