
過去5年間、1月から3月末までの間に道警に寄せられたクマの通報件数では3月にぐっと件数が伸びているのがわかります。 多くのクマが動き始めるのが今の時期なのです。
専門家は冬眠明けのクマは特に気性が荒いわけではないとしながらも、注意が必要だといいます。
酪農学園大学の佐藤喜和教授は、「2025年の秋、特に札幌近郊は餌がないときにクマたちが山沿いの公園や川沿いのクルミを求めて山から下りてきていたが、クルミが春の段階でも残っていると、クマが食べにやってくるかもしれない。そういったエリアでは注意したほうがいい」と指摘します。

雪が解け、歩きやすくなる山。
山菜採りのシーズンも迎え、多くの人が山に入る時期でもあります。
佐藤教授は、「クマの食べものと、人が山菜で食べたいものは本当に似ているので、ばったり出会ってしまう可能性もある」と警鐘を鳴らします。
佐藤教授は、クマの住む森に行く際は、音を出したり複数で行動したりするなど、今からしっかりした対策を取るよう呼びかけています。
連載「クマさん、ここまでよ」
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月18日)の情報に基づきます。
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